「 兵庫県立兵庫津ミュージアム 」は、兵庫県発祥の地 “ 兵庫津(ひょうごのつ)” にできた新しい博物館です。
令和3(2021)年に開館した最初の兵庫県庁舎の復元施設である「初代県庁館」と、令和4年に開館した博物館施設である「ひょうごはじまり館」の2館が一体となった施設です。
最寄り駅の「 JR兵庫駅 」には初めて下りました。
兵庫城跡
ミュージアムまでの途中に「 兵庫城跡 」という石碑がありました。
こんな城、あったかなあ?
説明板を読んでみると、
織田信長に反旗をひるがえした荒木村重の花隈城を落とした 池田恒興・輝政 父子が、その功により兵庫の地を与えられて築いたのがこの「 兵庫城 」なんだそうです。
清盛塚
平清盛 は、ここ 大輪田泊 を修築して、福原 に遷都を行いましたよね。
その 平清盛 の墳墓と言われていた石造十三重塔です。弘安9(1286)年建立。
現在は、お墓ではないと確認されていますが。
この清盛像は昭和の作です。
兵庫県立兵庫津ミュージアム
観覧料は、JAF割で200円! 安い!
常設展示は写真撮影OKでした。
清盛時代の大輪田泊、源平合戦・一ノ谷の戦い、楠木正成の湊川の戦い、日明貿易、北前船、兵庫県の誕生など。デジタルコンテンツで分かり易いですね。
企画展「 知られざる山城の魅力 」
なかなか見応えのある展示でした!(写真はダメ)
取り上げられているのは播磨の山城。
それになんと、14ページの立派な解説パンフレットが200円の観覧料に付いていた !! 普通、こんなことないですよ。
そして、兵庫県の西播磨県民局が取り組んでいる「 西播磨山城復活プロジェクト 」がタイアップしているので、様々なパンフレットが無料で提供されていました。
この中では「 上月城 」しか登っていないので、春からチェレンジしてみようかな。
ここ「 兵庫県立兵庫津ミュージアム 」主催の山城見学会が3月17日にあるとのこと。
それも「 利神城(りかんじょう)」
現在、石垣崩落の危険性があることから入山が禁止されていて、佐用山城ガイド協会が実施する「利神城ガイドツアー」でないと登山できないのです。
この「利神城」は、南北朝時代に赤松一族が築いた山城を池田輝政の甥・由之が整備拡張したものなんです。
いい機会だなあ。申し込もうかなあ。
初代県庁館 へ
博物館の向こうに見えるのが、最初の兵庫県庁舎の復元施設である「初代県庁館」です。兵庫県の初代県知事は「伊藤博文」なんだって。知らなかった。
県知事・伊藤博文が執務した知事執務室。狭いなあ。
お昼ご飯は定番でいこう
神戸市営地下鉄・海岸線に乗って三宮まで。
三宮の地下街「 さんちか 」で、いつもの 天ざる に ビール ! 至福!
このあと、三宮センター街 をぶらついて早めに帰りました。
途中、セブンイレブンでコーヒーを飲んだとき、新発売の「 宇治抹茶クリーム大福 」を食べましたが、これ、むっちゃ美味いです!