小さなアマチュア無線局のブログ

無線をメインに お酒 博物館 外遊び

兵庫県立考古博物館 企画展「ひょうごの遺跡2022」行ってきました

兵庫県加古郡播磨町にある 兵庫県立考古博物館 は、H19年10月に開館した比較的新しい博物館です。

f:id:kasagokawahagi:20220306111637j:plain

この 兵庫県立考古博物館 では、その年度内の発掘調査の成果をこの時期に毎年公開しています。

兵庫県では、まん延防止等重点措置 が適用されていますから、途中どこにも寄らずとんぼ返りで行ってきました。

f:id:kasagokawahagi:20220306111118j:plain

この博物館では一部を除いて写真撮影がOKですので、今回は展示品を紹介することができます。

ひょうごの遺跡2022 -調査研究速報-

f:id:kasagokawahagi:20220306111732j:plain

f:id:kasagokawahagi:20220306111746j:plain

f:id:kasagokawahagi:20220306111758j:plain

この須恵質の 砲弾形陶棺 は非常に珍しいものとのこと。

屈葬の成人が埋葬されていたけど、副葬品はなかったらしい。

大阪府堺市の陶邑に類例があるとのこと。

常設展示コーナー

兵庫県内の遺跡から出土した考古資料と最新の研究成果にもとづいて、古代兵庫の歴史が展示されています。人、環境、社会、交流の4つのテーマに区分けされています。

f:id:kasagokawahagi:20220306113021j:plain

f:id:kasagokawahagi:20220306113033j:plain

f:id:kasagokawahagi:20220306113042j:plain

f:id:kasagokawahagi:20220306113357j:plain

f:id:kasagokawahagi:20220306113422j:plain

f:id:kasagokawahagi:20220306113508j:plain

発掘ひろば

児童向けに発掘調査現場が再現してある体験コーナーです。

f:id:kasagokawahagi:20220306114319j:plain

f:id:kasagokawahagi:20220306114337j:plain

f:id:kasagokawahagi:20220306114428j:plain

この強化ガラスの下は、隣接する大中遺跡で発掘された竪穴住居跡が移設展示されています。

館外展示 大中遺跡

昭和37(1962)年に発見された 大中遺跡 は、弥生時代の終わりごろに営まれた集落です。123棟の竪穴住居跡が確認されており、史跡公園「 播磨大中古代の村 」内には 竪穴住居 が復元されています。

f:id:kasagokawahagi:20220306115139j:plain

f:id:kasagokawahagi:20220306115209j:plain

播磨郷土資料館 と 別府鉄道

考古博物館ができるまでは、この郷土資料館にしか大中遺跡の出土品は展示されていませんでした。

小さな資料館だけど、展示の目玉は「弥生語」が聞けるコーナー。

古代の朝鮮語と日本の古い本の表現や発音などから弥生時代後期のことばが再現されているのだとか。何度か聞いたことがあります。

ヤァイマツィタティ(やぁ、みなさんこんにちは)

コノツァトパワンガオポナカムラナリ(この村は、わたしたちの大中村です)

 

また、この辺りで1984年(昭和59年)まで営業していた 別府鉄道 の車両が、資料館裏に保存展示されています。

「DC302」というディーゼル機関車と「ハフ5」という客車。

好きな人が見たら貴重なものなのかもしれないなあ。

f:id:kasagokawahagi:20220306120920j:plain

いつものパンフレットをもらって帰りました。

f:id:kasagokawahagi:20220306151143j:plain f:id:kasagokawahagi:20220306151153j:plain