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京都にて紅葉を楽しむ その2(南禅寺天授庵)

取り敢えずコンビニで空腹だけは満たしたあと、

やはり京都の紅葉を見に来たのだから、激混みだろうけど(絶対にそうだ!)、南禅寺永観堂エリア へ行かねばなるまい!

お目当ては「 南禅寺塔頭 天授庵 」

この 天授庵 は、南北朝時代南禅寺第15世の虎関師錬という方が、南禅寺開山の大明国師を祀る開山塔を建立したことに始まるそうです。

南禅寺にはたくさんの塔頭寺院がありますが、天授庵の他では 南禅院 金地院 が公開されています。

 

入口を入ると「 書院 」です

南禅寺の中門をくぐると、有名な 三門 が目に入りますが、天授庵 はその右手です。

天授庵の書院は、非公開なんですが、玄関だけは入ることが出来ます。

部屋越しに「 書院南庭 」を見ることが出来ました。

 

では「 本堂前庭 」へ向かいます

本堂の東側の庭は、白砂と苔の美しい 枯山水の庭 ですが、この時期は紅葉がプラスされるのです。

まず、目に飛び込んできたのが、この紅!

おおっー!!  来て良かったあ!

本堂の縁側に腰掛けて、カラ類の地鳴きを聞きながら、いいなあこの感じ。


次は「 書院南庭 」へ進みましょう

本堂を回り込むと、苔むした枯れた感じの小門がありました。

小門越しに、なんかすごい紅葉の感じです!

だいだい、紅 ・・・ 色が深いというか濃い。

書院南庭は、池泉回遊式庭園 です。

飛び石づたいに写真を撮りながら一周。

日本人も海外からの観光客も皆、写真を撮りながら、にこやかで満足そう。

大満足で、また本堂前庭を通り抜けて 天授庵 を出ることにします。

下の写真は庭園から出る小門です。

庭園の中はこんな飛び石の道なんですが、それほど渋滞することもないぐらいで、外の南禅寺の人混みが嘘のよう。

 

それで、こちらが 南禅寺 三門 から 法堂 に向かって撮った1枚です。

 

最後に。

この 天授庵 は、応仁の乱で焼失し衰退していたのを 細川幽斎(藤孝)によって再建されたのだそうです。

本堂の襖絵(重要文化財)は、長谷川等伯 の筆によるものだそうですが、残念ながら非公開となっています。

また、JR東海の「そうだ京都行こう」の今秋CM「南禅寺篇」には、書院の部屋越しに見る南庭の様子がちらっと写っています。

「そうだ京都行こう」のHPは、よく見ているのですが、今、「 あなたのお気に入りの京都キャンペーン【ポスター風画像を作成できる!】」という企画をやっていて、作ってみました! 

天授庵 には初めて来ましたが、お気に入りとなりました!

今回の京都歩きは 19,488歩 。

( 金地院の記事はこちら ↓ )