六角精児 さんの「 呑み鉄本線・日本旅 」(NHK・BS)が好きだ。
その六角さんが、先月、BS-TBSの「 世界一周魅惑の鉄道紀行 」に出ていた。
スイス の「 世界遺産ベルニナ急行に乗って! 絶景の氷河へ行こう! 」という番組。
六角さんは2018年夏に行かれたようだけど、私は2019年夏。
懐かしさともう一度行きたいという気持ちがわき上がってきて、記事にします。
サンモリッツの隣町 シルバープラーナ
午前中は「 コルヴァッチ展望台 」と「 スールレイ峠 」までのハイキング。
この辺りを「 ベルニナ・アルプス 」と言って、スイス東部の山群でその主峰は「 ピッツ・ベルニナ 」(4049m)だそうだ。実は、この旅行で「 ベルニナ・アルプス 」を初めて知った。
「 コルヴァッチ展望台 」へは、ホテルに隣接するロープウェイで1400mを一気に上がる。(1864m→3303m)
厚い雲に覆われ天気は今一つ。でも雲海は綺麗だったなあ。
下は「 ロゼック氷河 」だったかな?
天気も回復。左下に泊まっているシルバープラーナの町。遠くにサンモリッツ。
この後、ムルテル という中間駅で下りて「 スールレイ峠 」までを往復ハイキングする。
「 スールレイ峠 」(2755m)は、ベルニナアルプスを間近に見られるところで、天気が良ければ湖面に映る 逆さベルニナ・アルプス も見られるところとのこと。
この頃はブログを書いていなかったので、人物の写っていない写真がほんとうに少ない。
ベルニナ・エクスプレス
午後は、六角さんも乗った「 ベルニナ・エクスプレス 」に。
サン・モリッツ とイタリア領の ティラーノ を結ぶ パノラマ観光列車 だ。
サン・モリッツ発15:11。
2等パノラマ車で、2時間20分の列車の旅。
イタリアへ出国するけど、シェンゲン加盟国 とかで、国境審査はない。
途中、「 オスピツィオ・ベルニナ駅 」という、ラックレール方式を除く鉄道の駅としてはヨーロッパ最高所の駅(2253m)を通過する。そのあたりに白い湖という意味の「 ビアンコ湖 」があって、鉄道はその湖の間近を通るので、本当に素晴らしい景色だった。(貰ったパンフレットから引用)
下は「 パリュ氷河 」
アルプ・グリュム駅(貰ったパンフレットから引用)
この後、1000mほど標高を落として、イタリア語圏の ポスキアーヴォの谷 へ。
スイスとは雰囲気の違うのどかな山郷の情景を眺めていると、
いよいよ有名な360度「 ループ橋 」がある「 ブルージオ 」へ。
ベルニナ特急のハイライトだ。
下のように360度ループの石橋で、長さ約142.8m。
円を描きながら約10mの高度を調整していく鉄道建築。
動画を撮ってきたけど、ブログへの載せ方が分からないので、ここも貰ったパンフレットから写真を引用させてもらう。
乗車証明書 を貰える。
六角さんは、イタリア領の ティラーノ の街をぶらぶらしていたなあ。
私たちは直ぐさまバスでスイスのホテルへ帰ることに。これは残念だった。
まあ、山旅メインのツアーだから仕方が無いかなあ。あれもこれも詰め込めないからね。
( ベルニナエクスプレスのスイス記事はこちら ↓ )