令和元年(2019)7月、憧れのスイスアルプスに行ってきた。
再雇用1年目で長期の夏休みを取るのは気が引けたが、退職と結婚30周年を記念して人生2回目の海外旅行に出かけた。
1回目は、新婚旅行で行ったニュージーランドのマウントクック・トレッキング。
妻と私は山が好きで、いつかは行きたいねと夢を抱いてきた憧れのスイスアルプスだ。
スイスアルプスの中心地「 ベルナーオーバーラント地方 」
アイガー、メンヒ、ユングフラウ の3名峰が連なるところだ。
ラウターブルンネンまでバスで入り、ヴェンゲルンアルプ鉄道に乗り換えてヴェンゲンまで行って一泊した。
テレビ番組などでは、上図で左端のグリンデルワルトの方がよく紹介されている。
朝、ホテルからユングフラウ方面を望む。快晴。
ここヴェンゲンは標高1275mにある村で、ロープウェイで一気に2230mの メンリッヒェンへ上がって、ハイキングをスタートする。
そこから標高2061mのクライネ・シャイデックまで、お散歩感覚で歩ける初心者向けコースだ。
メンリッヒェンへ上がると、いきなりの大パノラマ!
これがベルナーオーバーラント3山。
左から アイガー3970m,メンヒ4107m,ユングフラウ4158m
ここから手前のチュッゲン山を巻いてなだらかなハイキングコースが続く。
天気に恵まれ、アイガーの北壁を眺めながら、高山植物に足を止めながら、のんびりと気持ちの良いハイキングを楽しむ。
ハイキングの後半、ゴールのクライネ・シャイデックが見え始めると、今日の最終目的地「 スフィンクス展望台 」(赤矢印)も、ユングフラウとメンヒの鞍部に見えた。
いつまでもこの景色を見ていたい。ずっとここに居たいと思った。
ここがアイガー北壁の直下に位置するクライネ・シャイデック。
ラウターブルンネンとグリンデルワルトの二方向から上がってくるヴェンゲルンアルプ鉄道の終着駅がある。