国道312号線沿いにあって、裏手は市川が流れている。この酒蔵のお酒は、播磨地域ではスーパーでもよく流通しているので、酒蔵まで直接買い付けに行ったことはない。
この酒蔵のHPによると、
元治元年(1864年)創業の今井酒造を中心に、姫路市内の7つの蔵元が昭和41年(1966年)に合併して誕生しました。「名城」は言うまでもなく播州平野の中心、姫山の上にそびえ立つ日本一の名城「姫路城」にちなんで名付けられたもの。以来140年以上にわたってその味を守り続け、播州一の生産量を誇っています。
特に大吟醸、及び純米酒は、麹造りから手造りで行い、丹念に低温でじっくり発酵させ、香り高いお酒に仕上げています。
極みの一滴 中取り大吟醸
もろみを搾った順に「荒走り・中取り・責め」と呼んで、この「中取り」と呼ばれる部分は、安定した良質の酒が取れるとされている。で、味と香りのバランスの良い「中取り」部分のみを原酒のまま瓶詰めしたんだそうだ。
中取りの大吟醸(純米酒ではない)というとなんか高そうだけど、リーズナブルだ。
純米大吟醸 まるわらい
これもリーズナブルで、すっきりとした飲みやすい酒だ。
「笑」の文字の周りには、「幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになる」と書いてある。このラベル、なんか目に留まってラベル買いをしてしまった。
無濾過生原酒 純米 雫ノ香
無濾過生原酒だから、できたてそのままの酒を火入れも加水もせず瓶詰めしたということ。濃い酒だ。冷やしてじっくりと味わいたい酒で、こういう酒も好きだなあ。
板札が掛かっているだけでもあかんのに、「無濾過」とか「生」とか「原酒」とか、その上「数量限定」ときたら、買ってしまうねぇ。
季節限定品のお酒
新酒生原酒 しぼりたて
「新酒」も待ちかねたように買ってしまうなあ。
純米にごり酒 みかえり
「にごり酒」もどれどれと手に取って見てしまうなあ。
ひやおろし秋出し一番酒 純米生詰
これも板札で攻めてくる。「ひやおろし」だし「生詰」だし、やっぱり手に取るなあ。
日頃よく飲んでいる酒蔵だけど、まだ飲んでいない酒がある。
酒蔵かHPの直販でしか売っていない無濾過生原酒「 隠し酒 」というのがあるらしい。実に飲んでみたい。生原酒なんだから新鮮で濃醇なんだろうな。