京都府京丹後市 久美浜 にある「 木下酒造 」さんといってもピンとこないかもしれませんが、「 玉川 」と聞くとお分かりになる方も多いかと思います。
そして、この「 丸玉マーク 」。
人の顔に見えるのは私だけでしょうか。
一度みると覚えてしまう良いラベルだと思います。
江戸末期の天保13(1842)年創業といいますから、歴史のある蔵ですね。
「 玉川 」は、燗酒とか熟成酒とかのイメージが強いです。
そして、この酒蔵のある 久美浜 は、兵庫県豊岡市から県境を越えてすぐで、温泉に、夏は海水浴、冬はカニ料理で人気があって、良いところです。
六角精児の呑み鉄本線・日本旅
私はこの番組が大好きなんですが、先日「 春・京都丹後鉄道を呑む! 」の再放送がありました。
この第20弾「春・京都丹後鉄道を呑む!」は、2020年4月が初回放送。
伊根 の 向井酒造 さんも取り上げられていましたが、六角さんが宮津市の居酒屋で出会ったのがこの「 玉川 」でした。
私も呑んだことがある酒蔵だったので、今回、記事にしてみます。
番組から引用させていただきました。
六角さん、杜氏のフィリップ・ハーパーさんと試飲中。
杜氏の フィリップ・ハーパーさんはイギリス生まれ。
英語教師として来日し、奈良県や大阪の酒造メーカーを経て、H19(2007)年から木下酒造さんで酒を造られているとのこと。
フィリップ・ハーパーさんが造る日本酒の概念を覆すという「 Ice Breaker 」や「 Time Machine 」も呑んでみたいなあ。
左の青い「 Ice Breaker 」はロックで旨く、
右の「 Time Machine 」は江戸時代の製法で造った甘口な酒なんだそうな。
私が呑んだ玉川を紹介します
「 しぼりたて 生原酒 」
その年一番最初に仕込んだ酒で、アルコール分高め。
- 「 純米酒 無濾過生原酒 中汲み 」
「 純米吟醸 無ろ過生原酒 福袋 」
その年最初の純米吟醸をそのまま詰めた生原酒。
久美浜 にもう一度行く機会があれば、ぜひ 木下酒造 さんを訪ねたいと思います。
そして、常温で3年以上熟成させたという「 自然仕込 純米酒(山廃)ビンテージ 」を買って、燗酒で味わいたいものだなあ。