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但馬の小京都「出石」に皿そばを食べに行く

兵庫県の北部・但馬地方の「 出石(いずし)」(No.1)に 皿そば を食べに行って来ました。No.3は前回の記事で紹介した高源寺です。

出石町 は、平成の大合併により、現在、豊岡市 編入されています。

その前は、No.2あたりの 但東町 とともに 出石郡 でした。

JCG No. 27004 アマチュア無線家の皆さん、交信されていましたか。

私は同一県内なのに、僅かに1局と50MHzSSBで交信できただけです。

兵庫県内でも交信が難しいエリアだったと思います。

 

「皿そば」って、ご存知ですか?

出石は、約40軒もの蕎麦屋が並ぶ 関西屈指のそば処 なんです。

今回、入ったお店は「 正覚 田中屋 」さん。

挽きぐるみ 田舎蕎麦 にこだわり、本物の出石蕎麦を追求しています」とのこと。

この「挽きぐるみ」とは、そばの実をまるまる挽いた粉のことなんだとか。

薬味 が出てきました。

ねぎ・わさびの定番に、このお店はとろろ芋と卵が付いていました。

卵は、生卵と温泉玉子のどちらかを選びます。

徳利も蕎麦猪口も 出石焼白磁)ですね。

これが「 皿そば 」です。

小皿に盛りつけられた皿そばを何枚も食べる独特のスタイルなんです。

5枚一組が一人前です。

地元では箸を立てた高さが、成人男性の一人前と言われているそうですよ。

私は5枚を追加、計10枚食べました。(追加1枚180円)

まずは、つゆ(鰹と昆布の濃厚なダシ)にねぎとわさびを入れて5枚。

次に、とろろ芋と生卵を入れて5枚。

最後は、そば湯で締めてごちそうさまです。

このお店では、ゆず皮が添えられていましたね。

あぁ、おいしかった! 満足、満足。

 

出石の歴史をちょっとだけ

室町時代に「六分の一殿」と呼ばれた 山名 氏 が、この地に 有子山城 を築きました。

しかし、戦国時代、織田方の羽柴秀吉・秀長に攻められ落城してしまいます。

その後は、豊臣方の前野長康や小出吉政らが領主を務めました。

江戸時代の中頃に、国替えで信州上田から 仙石 氏 がやってきました。

その時に、仙石氏が信州からそば職人を連れてきたのが「出石そば」の始まりとされているそうです。

 

温泉に入って帰ろう(但東町

シルク温泉やまびこ 」(No.2)の説明書きを見ると、

地下1,100mの古代花崗岩から湧き出る天然温泉。

高成分な2種の重曹泉をもち、肌がつるつるになると評判のお湯です。

実際、入ってみると、ヌルヌルとした泉質は温泉らしくて良いなあ!

お湯の色も茶色っぽくて、温泉に入っているなあとしっかり思える。良い!

浴場の様子はHPより引用です。

 

今日は15℃ぐらいあったかな。関西は暖かい一日でした。

蕎麦が無性に食べたくなって、ついでに温泉にもつかりたいなあと。

蕎麦と温泉のセットということで、出石方面に決定!

蕎麦に、温泉に、リフレッシュできました。