福島・宮城県に旅行するにあたって、裏の楽しみは、やはり 酒 。
福島県は、面積第3位、酒蔵数 第4位 の県。
そう、福島県は酒処なんです!
因みに、酒蔵数1位:新潟,2位:長野,3位:兵庫 ですね。
兵庫県の酒屋さんでは、東日本の酒の流通量は極めて少ないです。
だから、福島の酒はほとんど飲んだことがありません。
まあ、今の世の中、ネットを使えば簡単に全国の酒が買えるのですが。
福島の酒で、私がぱっと思い浮かぶのは、この2本。
でも、旅行先からはちょっと離れているんだなあ。
飛露喜、居酒屋で飲んでました。が、お店も味も忘れてます。
それで、会津若松市 にしぼって酒蔵を調べてみると、
宮泉銘醸 末廣酒造 鶴乃江酒造 さんの3蔵が良さそうな感じ。
鶴乃江酒造 さんに行ってきました!
蔵の裏手に10台ほど駐められる駐車場がありました。
酒蔵は通り抜けできないので、通りを回って表へ。
手前の大きな釜に旧字で「 永寶 」と見えます。
この蔵元の屋号が「 永寶屋 」で、創業当時は「 永寶 」という銘柄の地酒を造っていたのだそうです。現在、この一旦途絶えた地酒を「 永寶屋 」として復活されているようですね。
鶴乃江酒造 さんについて調べてみると
ここ 鶴乃江酒造 さんは、寛政六(1794)年創業という老舗の酒蔵です。
酒蔵のキャッチコピーは
会津杜氏の醸す「 会津中将 」と 母娘杜氏の醸す「 ゆり 」の醸造元。
「 会津中将 」
守り続けてきた手作り製法にこだわり、若い人にも飲んでもらうために、軽快で甘味があって香りがいい酒を造っていきたい・・・技と真心が融合する渾身のお酒。昭和52年に誕生。
「 ゆり 」
母親と娘さんが、蔵元女性杜氏として慈しむように仕込んだ「ゆり」。娘さんの名を冠した「ゆり」は、口あたりが優しく、含み香が華やかに広がりながら、味わいはすっきりとした辛口。(HP等から引用)
会津藩の藩祖は 保科正之 。この保科正之は、徳川家康の孫・2代秀忠の子・3代家光の異母弟にあたります。保科正之は、正四位下左近衛中将に叙任され、以後は 会津中将 と称されました。以降、歴代の藩主も左近衛中将に叙任されることが多く、最後の 松平容保 も会津中将と呼ばれていました。ここから名を取ったお酒ですね。
この4合びんがすっぽり入る 酒袋 いいでしょう。
酒蔵まで行って買ったので、この酒袋はサービスでした。
最後に。鶴乃江酒造 さんのHPを見ていて、下の記事を発見。
これ、全国の蔵元がコロナ禍終息を願って始めたバトンリレーで、土佐の 酔鯨 で紹介したものです! 鶴乃江酒造 さんでも見つけてびっくりするやら、うれしいやら。
( その酔鯨酒造の記事はこちら ↓ )
酒びんの飛行機への持込について
日本酒やワインの酒びんは、機内持込み でも 手荷物預け でもOKです。
ただし、小売販売されている容器に収納されていることが条件 です。
そして、アルコール度数が24%を超えると、1人あたり5リットルまでという制限が付きます。ウィスキーは、注意しないといけませんね。
今回、私はトランクに入れて預けました。
手荷物を預ける際に、中にお酒のびんを入れていると申告すると、手荷物タグに赤い割れ物注意(?)的な大きなタグを追加してくれていましたよ。
写真を撮る前に妻に捨てられてしまいましたので、現物写真がありません(笑)