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8J1RL(南極昭和基地)のインフォメーション

JARL NEWS 2022冬号 」が届いたので、古い JARL NEWS を始末しようと思い、2020秋号 をパラパラとめくっていると、8J1RL の特集記事が目に留まりました。

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第61次日本南極地域観測隊 の方々のレポートです。

総勢89名の隊員の中に、1アマが2名・3アマが8名・4アマが2名いらしたとのこと。

次のような記事が!

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JARL NEWS の記事から引用)

やってしまいました!

昨年6月と10月の2回、18MHzFT8で交信してしまいました。

隊員の皆様には、ご迷惑をお掛けしたことになります。

今後、同一バンド・モードでの重複交信は避けます。

QSL インフォメーション

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現在の 第62次隊 の方々もCQ誌の「 8J1RLだより 」の記事中で、23,000交信の内、昭和基地に持ち込んだ15,000枚のQSLカードは基地内で印刷して、残りは帰国後の作業となると書かれていました。

本務の合間の貴重な休憩時間を使ってのオペレート並びにQSLカード発行作業など、本当に有り難いことです。

因みに、このJARLの社団局 8J1RL が開設されたのは、1966(S41)年だとのこと。

それまでは隊員による個人コールサインで運用されたことがあるとか。

第62次隊による運用状況

CQ誌今月号の8J1RLだより 」に運用状況のデータが掲載されていました。

周波数の特性や運用人口によるのでしょうが、日本からは18MHzと14MHzが多いですね。21MHzにも十分にチャンスがあるようです。そして、24MHzでワンチャンスをものにされた方もありますね。

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既に、次の 第63次隊 の方々は南極昭和基地に入り、第62次隊から第63次隊への引き継ぎ作業中なのではないでしょうか。

第62次隊の方々は、3月に南極観測船しらせ 」で帰国されることと思います。

 

〔備考〕

国立極地研究所ホームページの「 南極観測 のページは

https://www.nipr.ac.jp/antarctic/

JARLホームページの「 南極8J1RL 」のページは

https://www.jarl.org/Japanese/2_Joho/2-6_stations/8j1rl/8J1RL.html

QRZ.COMでの「 8J1RL 」のページは

https://www.qrz.com/lookup/8j1rl