兵庫県立美術館 で開催されている「 ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展 」に行ってきました。
会期は2月27日までですが、この週末を逃したらもう行けない雰囲気なので。
兵庫県、昨日(1月7日)のコロナウイルス新規感染者数は144人。
職場では、早くも飲み会の自粛要請の通知が出ましたし。
オミクロン株による第6波は、直ぐそこまで来ている感じがします。
で、まん延防止等重点措置に指定される前に行っておこうと。
この古代エジプト展については、1年ぐらい前に記事にしています。よろしければそちらも見てやってください。
( 前のエジプト展についての記事はこちら ↓ )
入場制限 と 予約制
チケット予約サイト「 イープラス 」にまず会員登録をして、それから日時指定で予約申込をしないといけない。
登録にクレジットカード情報は要らないし、予約も無料なんだけど、面倒くさいと言えば面倒くさい。
一度に2回分予約できて、キャンセルも手続きなしというのは、まあ良いんだけどね。
古代エジプト展へ入場
入場制限が効いているのでしょう。人混みで展示品が見えないなんてことは無い。
展示品間近で見ている人たちの後ろからでも十分に見えるぐらい。
写真撮影はもちろん禁止なので、入場チケットとパンフレットでしか様子をお伝えすることができません。
この特別展の目玉がミイラのCTスキャン画像。
現在の映像技術により、ミイラを解剖することなく、巻いてある亜麻布を取り除いた画像や骨格の画像などが、それも360°全方位から自由自在に見ることが出来る。
性別どころか年齢や死亡原因まで推定できるとは驚きだ。
まだ解剖されていない包帯に巻かれたままのミイラ3体が、CTスキャンの解析データを動画にまとめたものと共に展示されている。
このCTスキャンによる研究成果の一般公開は、今回が世界初とのこと。
あと、2体の人のミイラと猫や蛇などの動物のミイラ8体も展示されていた。
その横に「カノポス」と呼ばれる容器も展示されていた。
胃・腸・肺・肝臓など取り出した内臓を納める容器で、遺体と共に埋葬される。
ただし、心臓だけは魂が宿る特別なものとして、体内に残されるとのこと。
それに対して、脳みそは捨てられてしまうんだとか。
お土産と次回特別展
お土産は自分用のクリアファイル。
神戸の後、福岡と札幌で開催予定とのこと。
2020年開催予定だったがコロナ禍のため中止になっていたところだ。
次に行きたい特別展は、これ。
でもなあ、第6波が猛威を振るっていそうだなあ。