小さなアマチュア無線局のブログ

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スイスアルプス② スフィンクス展望台

「小さな峠」を意味するクライネ・シャイデックは、アイガー北壁の真下にあり、ヴェンゲルンアルプ鉄道からユングフラウ鉄道に乗り換える中継地点である。

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写真の赤矢印が「 スフィンクス展望台 」だ。左のメンヒと右のユングフラウの間のコルにある。標高3571m!

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このユングフラウ鉄道は、スフィンクス展望台があるユングフラウヨッホ駅まで行くだけの全長9.3kmの登山鉄道だ。

片道40分程の乗車時間のほとんどが、アイガー、メンヒの内部を貫通するトンネル内。標高3454mのユングフラウヨッホ駅まで一気に1400mを登る。で、この往復チケットが日本円で11,628円! トンネル40分がこの値段、むっちゃ高いね。

そこで威力を発揮するのがスイスハーフフェアカード。これを提示すると50%割引になる。スイスハーフフェアカード自体が13680円もするのだけど、スイス旅行中ほとんどの交通機関で使えるので、結局はお得!

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スフィンクス展望台からの ユングフラウ(上)と メンヒ(下)だ。

因みに、ドイツ語でユングフラフは「乙女」、メンヒは「修道士」の意味だそうだ。

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展望台の外には、万年雪の上を歩ける「プラトー・テラス

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展望台の南には「アレッチ氷河

アレッチ氷河はアルプス最大の氷河で、雪解け水は地中海へ注ぐそうだ。

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下山後は、フランス領シャモニーへ。モンブランを観に行く。