シャモニーもモンブランもフランス領。スイス=フランス国境は、教えて貰わなかったら分からないぐらいあっけなく通過。現在は検問がないばかりかゲートも無い。
モンブラン(Mont Blanc)は、フランスとイタリアの国境に位置するヨーロッパアルプスの最高峰。標高は4810m。フランス語で「Mont」は「山」、「Blanc」は「白」を意味し、「白い山」の意味だそうである。
モンブランを望む展望台は、「エギーユ・デュ・ミディ」(赤矢印)
そして標高は 3842m! なんと富士山より高い!
シャモニー(1035m)から、2つのロープウェイを乗り継いで、3777mの山頂駅まで、2700mもの高度差を20分で一気に上がってしまう。すごい、すごい!
往復61.5ユーロ。日本円で7257円。値段もすごい。
これが「 エギーユ・デュ・ミディ展望台 」
フランス語で「エギーユ」とは、写真のような針のように鋭くとがった岩峰のことを言うそうだ。シャモニーからのロープウェイは「北峰」に着く。写真では左側の茶色い建物。もう一段高い中央峰の頂上テラスが3842m!
ただ、高山病の症状が出た! 初めての経験だった。ふわふわとして何かに掴まっていないと倒れてしまいそうな感じ。妻は少し頭が痛いと言っていた。勿論、階段はゆっくりと上らないと息が切れる。
この丸みを帯びた柔らかな山容が「 モンブラン 」4810m。
左の矢印が「マッターホルン」4478m。
右の矢印は「グランドジョラス」4208m。
アルプス3大北壁(アイガー,グランドジョラス,マッターホルン)のひとつ。
下の写真は、EOSKissX7で目一杯寄って撮ったマッターホルン。
でもまあこんな所に展望台をよく造ったものだ。
全面ガラス張りの「空中の一歩」という部屋。
眼下にはシャモニーの街が見える。
最後に見納めのモンブラン。
前夜が雷雨だったとは思えない快晴で、青い空に白いモンブランが本当に綺麗だった。
シャモニーで昼食を取り、午後は近郊のバルム峠(スイス=フランス国境)で軽いハイキング。その後、マッターホルン のお膝元「 ツェルマット 」へ。