京都国立博物館 トラりん
この日はまず京都国立博物館へ。
興味のある特別展には何度か足を運んでいるが、京博のキャラクターに会ったのは初めて。
『 ボクの名前は
みんなからは「トラりん」って呼ばれているよ☆ 』
モチーフは尾形光琳の「竹虎図」だそうだ。
館長さんが「虎+琳派」で「 トラりん 」と名付けたんだとか。
京都市左京区一乗寺エリア
南北朝ごろまで天台宗の一乗寺というお寺があって、今は廃絶してしまったけど、このお寺の名前が地名の由来だそうだ。
お昼どきだったので、駅西側の「 そば鶴 」さんへ。
いつもの如く蕎麦で一杯といく。
京都の一人歩きでは、昼酒を飲んでも誰にも文句を言われない。
「蕎麦で一杯」のために京都に一人で行っているのかなあ。
カウンター席で至極のひとときを過ごす。
詩仙堂 丈山寺
ここは春のツツジ、秋の紅葉で有名な庭園だ。
まだツツジには早い時期だったので残念だったけど、その分、人が少なく、静かな京都を楽しめた。
詩仙堂を建てた「 石川丈山 」は、徳川家に使える三河譜代の武士。
大坂夏の陣のとき、軍令違反をおかしたとかで辞して、最後はこの地に山荘を営んで隠棲したんだとか。
圓光寺 徳川家康開基のお寺
続いて、「 圓光寺 」へ。
ここも徳川家康に関係のあるお寺で、家康が伏見に作った学校が起源だとか。
秋の紅葉で有名なお寺さんだ。杉苔も綺麗だ。
紅葉の時期にまた来たいものだ。でも人が多いだろうなあ。
「曼殊院」にも行こうかと思ったが、足が疲れてきたのでここで帰途につく。
帰路、「 一乗寺下り松 」の石碑を見る。
宮本武蔵が吉岡一門と決闘したという言い伝えが残されている場所だ。
この京都一人歩きは、コロナ禍ではない2019年4月21日のもの。
東山の北部のこのあたりは、静かな京都歩きができる穴場だと思う。