小さなアマチュア無線局のブログ

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但馬高原植物園に紅葉を見に行ったけど・・・

兵庫県美方郡香美町にある「 但馬高原植物園 」まで紅葉を見に行ってきましたが、既に紅葉は終わっていて、天気もよくなかったので、不完全燃焼です(残念)

このあたりは、氷ノ山後山那岐山国定公園 に指定されたエリアで「 瀞川平 」(とろかわだいら)と呼ばれています。

植物園への入口は、レストラン「フュッテブルンネン」と共用です。

入園料は、良心的な500円。

但馬高原植物園は標高650mぐらいで、紅葉はこんな感じ。

天気が良くなくて、気温も10度ぐらいで肌寒いし。

せめて天気が良ければ、気分ももっと上がって、きれいに見えたのでしょうけど。

和池の大カツラ 」と呼ばれる但馬高原植物園のシンボルです。

樹齢1,000年以上とされていて、幹10数本で樹叢を形成し、樹冠幅は10mを超えます。

大カツラの下にもきれいな冷たい 湧水 が流れています。

但馬高原植物園 は、この樹齢1,000年以上の大カツラと日量5,000tの湧水の保護をテーマに平成9年に開園された植物園なんです。

すっかり落ち葉になっているし、湿原はさみしい感じすらします。

関西の街中の紅葉ピークは11月下旬です。

11月下旬の休日の天気を祈ります。

小春日和の中、きれいな紅葉を見たいなあ。

ダラダラと過ごした3連休だったなあ

皆さん、この3連休どう過ごされましたか?

私は、ちょっと風邪気味だったので、家でダラダラと過ごしてしまいました。

 

3日(金)文化の日

剪定など家の外の掃除をしたり、年末調整 の書類を作成したり。

アマチュア無線では、なかなか取ってもらえなかった ウルグアイ CX1RL 局と、夕方にやっと交信成立。(21MHz・FT8)

T2C ツバルE6AM ニウエE51JAN クック諸島 などの Clublog OQRS も済ます。

Buro cards can be requested for free でしたよ!

 

4日(土)

孫と小野市にある「 ひまわりの丘公園 」へ。

この日は、ポロシャツ1枚でも暑くて暑くて。

じいさんとばあさんは、孫と遊ぶ元気もなく、ベンチに座りっぱなし。

孫とのふれあい、じいさん 大いにバテる! ・・・ です。

エリアの一部、秋はコスモス畑。

コスモス畑を眺めながら食べたアイスクリームの美味しかったこと。

この小野市にある「 ひまわりの丘公園 」は、大型遊具が出来てから、大阪などの県外ナンバーの車が増えましたね。

 

4日(日)

加古郡播磨町にある 兵庫県立考古博物館 へ。

秋季特別展「 駅家発掘!-播磨から見えた古代日本の交通史-

発掘成果を伝える小さなミニ展示です。

播磨は古代の 山陽道 が走っていて、「 駅家 」は9つ。

発掘の成果が上がり、特定されている「駅家」もあります。

加古川市にある「賀古の馬家 」は、40疋配置されていた日本最大の駅家。

あと、姫路市の大市駅家、たつの市の布勢駅家、上郡町の野磨駅家など。

 

帰りに地酒を多く取り扱う酒屋を発見!

左 : 山口県岩国市の 八百新酒造 さん。

  雁木 おりがらみ秋熟 純米無濾過生原酒

右 : 山形県酒田市の 坂田酒造 さん。

  上喜元 純米

私が懇意にしていた酒屋は兵庫県をメインに関西の地酒を多く揃えていましたが、新しく見つけた酒屋は全国の有名どころを揃えているようです。

雁木 」も「 上喜元 」も酒飲みはよく知っている銘柄ですよね。

私は雁木 」は初めて。一度呑んでみたい酒でしたので、即買いです!

 

あ~ぁ、3連休もお終いです。

明日から、また仕事。いやだなあ~。

 

体調を整えて、来週は、京都に行こう!

 ・天龍寺塔頭寺院宝厳院 」の「 獅子吼の庭

 ・鷹峰の血天井源光庵

  今晩のNHK大河ドラマ⿃居彦右衛⾨元忠、討死!

 ・「 金戒光明寺 」などの黒谷・鹿ヶ谷あたり

迷うなあ。

激混みに負けない体力気力を取り戻すぞぉ。

酒蔵見学バスツアーに行って来ました(灘菊酒造)

地酒好きの知人に誘われて、酒蔵見学バスツアーに参加してきました。

行き先は、姫路市の「 灘菊酒造 」さん。(10/21)

灘菊酒造紹介の記事はこちら ↓

パンフレットの①の写真が、蔵元でもある女性杜氏川石光佐 さんです。

 

では、酒蔵見学へ

スタッフの方がこんな感じで案内しながら説明をしてくださいます。

ここは、東蔵・発酵蔵。今は使われていません。(上下の写真)

「 さけつかさ 酒殿

 

蔵元直売所で「試飲タイム」

少しずつですが、ぜ~んぶ呑ませてくれました。うれしいなあ。

 

お楽しみ 呑み放題 お食事タイム

お食事処は、西蔵の2階。明治の蔵で風情があります。

料理は「 酒蔵発酵御膳 秀吉の大返し 」というもので、これを酒の肴に腰を落ち着けて灘菊のお酒を楽しみます。

この御膳のメインは、灘菊名物「 元祖 綿菓子牛鍋 」。

砂糖の代わりに綿菓子を用いた灘菊オリジナルの牛鍋なんだそうです。

火をつけると、綿菓子がみるみる溶けていきます!

お酒の方は、

この蔵の最高峰「 大吟醸 酒造之助 」(みきのすけ)

杜氏の名を冠した「 特別純米 MISA

定番主力商品の「 純米吟醸 灘菊

鏡開きに使った 菰樽(中身は上撰本醸造灘菊) など。

この日は、特別に発売前の1本を出してくれました。

特別純米初しぼり しぼりたて無濾過生原酒

完成にはあと1週間ほどかかるだろうという若い酒なんだとか。

やはり発泡性はまだまだという感じでしたね。五百万石です。

 

バスツアーですから気兼ねなくお酒を楽しむことができたし、たまたま同じテーブルになった見知らぬ方とも話がはずんだし。

たまにはこんなバスツアーもいいなあと思いました。

灘五郷・酒蔵めぐり ②(魚崎郷)

灘五郷・酒蔵めぐりの後半は、御影郷 から住吉側を渡って 魚崎郷 に入ります。 

 

櫻正宗 」さんへ

だいぶん歩いたし、お腹も減ってきたので「櫻正宗」さんを目指します。

ここには「櫻宴(さくらえん)」⑫という食事のできる記念館があるのです。

やっと食事にありつける、美味い食事で旨い酒を呑むぞと完全に呑む口になっていたのに、予約で満席・・・飛び込みは1時間待ち・・・あぁぁ、力が抜ける。

仕方なくショップ「櫻蔵」にまわると、利き酒が目に入りました。

焼稀(やきまれ)生一本 」この蔵の代表銘柄の純米酒ですね。

私は櫻正宗を呑むのはこれが初めて。

同じ兵庫県内でも量販店にはそれほど多く出回っていないのか、見かけませんね。

ここでしか買えないお酒は?と尋ねてみると、

季節柄「 米原 秋あがり 」ですねということで、1本お買い上げ。1360円。

 

櫻正宗」さんの創業は、1625年、江戸時代の初め寛永年間で、古い歴史のある酒蔵です。

清酒の代名詞「○○正宗」は、この蔵が始まり!

六代目蔵元が、お寺で「臨済正宗」と書かれた経巻を見て、正宗(セイシュウ)が「清酒」と語音が相通じることから「正宗」を酒銘とした。

この酒の評判が立つにしたがい、酒銘に「正宗」を使うところが多くなり、「正宗」はいつしか清酒の代名詞に、読みも「まさむね」となっていく。

そして、明治の世となり商標登録をしようとしたところ、多くの「○○正宗」があったため「正宗」は普通名詞扱いとされてしまい、元祖なのに「正宗」単独での商標登録が叶わなかったとのこと。

それで、櫻を冠して「櫻正宗」としたんだそうです。

また、櫻正宗酵母が、日本醸造協会の協会1号酵母だそうです。

 

最後に、「 浜福鶴 」さんへ行こう

櫻正宗さんの極近くに「浜福鶴」さんの酒蔵があります。

浜福鶴の親会社は、「小山本家酒造」さんで、江戸時代後期の創業です。

正式名称は「 小山本家酒造 灘浜福鶴蔵 」です。

浜福鶴さんの壁には「酒蔵通り」の看板が掛かっていましたね。

浜福鶴」さんは、「吟醸工房」という施設で、ガラス張りの見学通路から酒造りの工程を見学できるのが特徴です。この日は、洗浄作業?を行われている従業員さんが1名いらっしゃっただけでしたが。

見学通路にこんな写真が飾ってありました。

左の小柄な方が名物杜氏 宮脇米治 さん。勤続68年、御年85歳だと思います。

神戸淡路大震災による酒蔵全壊を乗り越えてこられた方ですね。

米治さんの名を冠した酒もあります。

ショップの奥の方に青い法被を着た背中が見えるのが 米治 さんです。

この日は、無料の利き酒コーナーにいらっしゃいました。

いろいろお話を伺いながら、何種類、呑ませて貰ったかな。

気さくな方で、「これ買いますからもう一杯呑ませて」なんておねだりもしてしまいました。

それが「 純米吟醸 無濾過生原酒 仕込参號 」1877円。

「灘ガチャ」ありました! 灘の酒の一升瓶ミニチュアコレクション。

 

ここ 浜福鶴吟醸工房 で灘の酒蔵めぐりもお終い。

阪神電鉄魚崎駅⑮へ向かっていると、また剣菱の蔵⑭がありました。

魚崎駅で電車を待っていると、向かいのホームにラッピング電車が入ってきました。

これは、日本一の酒どころ灘五郷をアピールする「Go!Go!灘五郷!」。

グッドタイミングです!

 

実に楽しかった灘五郷・酒蔵めぐり

今回買った蔵直売の3本

福寿 純米吟醸 Hyogo  Sake 85

櫻正宗 純米原酒 秋あがり

浜福鶴 純米吟醸 無濾過生原酒 仕込参號

3本をリュックに入れると肩にこたえたけど、どんな酒なんだろう・どれから呑もうかなあと思うと、その重みもまた嬉しいのは酒呑みだけかな。

下は、有料利き酒のお猪口。記念品です。

それぞれの蔵で貰ってきたパンフレット類。

灘五郷・酒蔵めぐり 15,533歩。

最初の1本は、福寿 さんの「 純米吟醸 Hyogo Sake 85 」からいきました。

灘五郷・酒蔵めぐり ①(御影郷)

10/7(土)、灘五郷の酒蔵を巡ってきました。

写真が多めですので、2回に分けてブログ記事にします。

灘五郷」とは、阪神間の海岸沿いで、西郷・御影郷・魚崎郷・西宮郷今津郷の5つのエリアからなります。

今回は、「 御影郷 」と「 魚崎郷 」を歩いてきたというか、利き酒 をしまくってきました。灘五郷、天国です(笑)

2022年冬、コロナ禍で書いていた夢プランが、これ ↓

 

まずは、福寿「神戸酒心館」へ

阪神電鉄「石屋川駅」①で下りて、「福寿」②さんへ。

ここの「純米酒 御影郷」は私の定番酒の1つなんです。

ここが利き酒(無料)コーナー。

右から、大吟醸 純米吟醸 純米吟醸(Hyogo Sake 85)の3本。

真ん中の青ラベル「 純米吟醸 」は、福寿の定番主力商品ですね。

左端の「 純米吟醸(Hyogo Sake 85)」が、この蔵でしか販売していない新商品とのことでした。

この「 Hyogo Sake 85 」は、2017年に兵庫県が開発した新しい酒米品種の名前なんだそうです。

そう言われればということで、1本お買い上げ。2000円。

 

ここ神戸酒心館には「さかばやし」という食事処があって、旨い酒で蕎麦を食べたかったのですが、開店まで1時間ほどあって今回は諦めました。残念。

それに、コロナの影響が残っているのか、酒蔵見学は予約だけだし、有料の利き酒コーナーも閉鎖中でしたね。

 

次は、白鶴酒造資料館へ

地図の③番は、泉酒造 さん。ここの「仙介」もよく呑みます。

この日はお休みでした。残念。

④番の交差点まで来ると、見慣れた黒色菱形の紋が。

そう、剣菱 さんの本社です。

ここ「灘五郷酒所」⑤は、剣菱 さんの酒蔵を改装して2022年4月にオープンした灘五郷26蔵全部の日本酒が呑めるところです。

まだ午前中なので、ここもオープン前。残念。

 

ここから見える距離の⑥番は、菊正宗 さんの本社や製品倉庫群。

このあたりに「菊正宗酒造記念館」があるのかなと守衛さんに尋ねると、まだ随分と先とのこと。この後、歩きながら分かったのですが、大手の 剣菱 さんや 菊正宗 さんはあちこちに蔵があるんですね。

 

酒蔵の建物や掲示板などを見ながらのんびり歩いていると着きましたね。

白鶴 さんはこのあたりの広大な場所に固まって陣取っています。

スタッフさんに訪ねると、展示物も販売所も写真撮影OKとのことでした。

全ての酒蔵で尋ねましたが、どことも快くOK。よかったです。

ここがセルフの無料利き酒コーナー。

左端の「 特別純米原酒 蔵酒 」が美味しかったなあ。

で、こちらはスタッフが付いてくれる有料利き酒コーナー。

500円でコイン2枚を買う形で、3種類から好きなものを2回呑めるスタイルでした。

呑んだのは、左端の白いボトル「 超特選 純米大吟醸 山田穂

真ん中の「 翔雲 純米大吟醸 自家栽培白鶴錦

 

そして、菊正宗酒造記念館です

下は、記念館の東側、住吉川の方から撮った画像。

菊正宗の鉄塔が見えるのは「菊正宗 嘉宝蔵」です。

こういう酒器の展示、いくら見ていても飽きないなあ。

知らなかったのですが、隣の嘉宝蔵に予約制の「盃展示館」があるそうです。

ここの無料利き酒コーナーは2種で、もうちょっとマシなものを呑みたいなあ(ご免なさい)とちらっと思いましたが、その分、有料コーナーはなんと6種類。

それも「百黙」がある!

で、「 百黙 純米大吟醸 」と右端の「 嘉宝 純米大吟醸 」を呑みました。

呑み助と思われたのか、コイン1枚150円で追加できますよとニッコリ言われてしまいました。心が、少しいやだいぶん動きましたが、踏みとどまりましたよ。

どこの酒蔵さんもお酒だけでなくて、このような酒器なども販売されていて、欲しいものがいっぱい並んでいます。

1合用の片口とぐい呑みセット、買いそうになりました。ああ、我慢我慢。

 

ここまでが「御影郷」です。

この菊正宗酒造記念館の東隣を流れる住吉川を渡ると「魚崎郷」となります。

魚崎郷」のエリアは、別記事で近々アップします。