国立民族学博物館 の特別展「交感する神と人」を見に行ってきました。
「ヒンドゥー教」については、インドを中心とした伝統宗教ぐらいしか私には知識がありません。
キリスト教・イスラム教についで信仰する人が多く、その数は仏教よりはるかに多いのだとか。
上のパンフレットは、「クリシュナ」という神の幼い時の姿だそうです。
この「クリシュナ」は、「ヴィシュヌ」の化身とされ、インドの神様のなかでもたいへん人気があるそうです。
ヒンドゥー教の三大神
ヒンドゥー教は、無数とも言えるほどに神様の数が多く、その中で、
ブラフマー・ヴィシュヌ・シヴァ が 三大神 として信仰されているそうです。
「シヴァ」の名は、よく見たり聞いたりしますよね。
創造の神「ブラフマー」は、顔がいっぱいある神様。
維持の神「ヴィシュヌ」は、「クリシュナ」などの色んな化身で登場するそうです。
あの「ブッタ」もヴィシュヌの化身のひとつとされるのだとか!
破壊の神「シヴァ」の息子が、象の「ガネーシャ」。そうだったんだ。
そして、この「シヴァ」がナンディという牝牛に乗っているから、ヒンドゥー教で牛は神聖視されているのだそうです。
展示品の紹介
国立民族学博物館では、写真撮影が基本OKなんです。
念のために今回も尋ねてみると、やはりOKだけど解説映像は撮らないでくださいねと言われました。
その上に今回は、触ることもOKな展示品が多くあって、有り難い!
これが一番最初の展示品。右が「ガネーシャ」
「ドゥルガー」という戦いの女神。額にも目があって、10本の腕に武器を持って、ライオンに乗っています。
ネパールの仮面舞踊の面と衣装。
象の頭に人の体を持つ「ガネーシャ」。
災いをはねのけ幸運や富をもたらす神としてたいへん人気があるそうです。
しかし、嫉妬深くてすねやすく、祭礼には一番に招待しないと機嫌を損ねてその祭礼を台無しにしてしまうんだとか。
ユニークな神様だなあ。
インドの神様は難しくて・・・写真だけです。
館内のレストランでオムライスを食べたけど、ロボットが運んできたのにはびっくり! その上、何かしゃべったし。いやあ、人と会話したい!
個人の好みだけど、私は前のレストランの方がいいなあ。
東南アジア各地の料理を手軽に楽しむことができたんですね。
タイのガバオランチ、ベトナムのフォーランチ、各地のカレーランチなど。
いつもの常設展示も
特別展に関係する南アジアのエリアです。
14日(土)に行きましたが、関西はちょっと天気が悪くて雨も降りました。
ここ 国立民族学博物館、マニアックなためか人が少ないのがいい。
今回も休憩を挟みつつ、のんびりと見て回ることができて、リフレッシュ!