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コロナ禍で博物館特別展を我慢する

関西でも、緊急事態宣言が5月31日まで延長された。

新型コロナウイルス感染症の拡大防止がままならない今の状況では致し方ない。政府・地方自治体の対策を効果あるものにするのは、一人ひとりの行動が大事だと思う。ひたすら我慢我慢。

 

楽しみにしていた博物館の特別展も2つお流れというところだ。

残念だけど仕方が無いなあ。

ひとつは、京都文化博物館 の「 よみがえる承久の乱 

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ここは臨時休館に入ったままで、既に閉幕という扱いだ。

少し長いけど、開催趣旨をHPから引用すると

12世紀における院政の展開、1180年代の内乱、そして東国での鎌倉幕府の樹立を経て、13世紀初頭には、後鳥羽上皇が列島を統べる体制が成立します。
しかし承久3年、前代未聞の事件「承久の乱」が起こり、後鳥羽上皇が北条氏率いる鎌倉御家人に合戦で敗れ、隠岐に流されたのです。
本展覧会では、近年進展著しい当該期の最新の研究成果を踏まえて、皇族・貴族・武士・僧侶など、この時代の人々の息吹を伝える古文書・肖像画・刀剣・仏画や、この時代を描いた絵画類から、日本史上の重要事件の歴史的意義に迫ります。2021年は承久の乱から800年。今によみがえる乱の様相をご覧ください。

 

もうひとつは、京都国立博物館 の「 鑑真和上と戒律のあゆみ 

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ここは5月12日に再開館しているのだけど、県境をまたいで京都まで観に行くわけにはいかない。不要不急の外出は控える時だ。

こちらも少し長いけど、展覧会の見どころを引用すると

鑑真は、中国・唐時代の高僧で、律の大家として尊敬を集めました。 しかし、日本での戒律の整備を目指していた聖武天皇の意を受けた日本僧・栄叡、普照より懇請され、その地位をなげうち、五度の日本への渡航失敗と失明をものともせず、天平勝宝5年、6度目にしてようやく日本の地を踏みました。その後、唐招提寺を拠点に、中国正統の律の教えを日本に定着させ、日本仏教の質を飛躍的に高めました。
本展では、日本仏教の恩人と言うべき鑑真の遺徳を唐招提寺に伝えられた寺宝によって偲ぶとともに、戒律のおしえが日本でたどった歩みを、綺羅星のような名僧の活躍と関係諸寺院の名宝を綴ることでご紹介します。

 

コロナ禍の収束で博物館へ行けますように

奈良国立博物館の「 聖徳太子法隆寺 」は6月20日まで

京都市京セラ美術館の「 古代エジプト展 」は6月27日まで

京都国立博物館の「 京(みやこ)の国宝 」は7月24日から