小さなアマチュア無線局のブログ

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MSHVモードの局と初交信

これが MSHVモード?

1月30日(日)16:46 JST、18MHz・FT8でブラジルの PY2WAS 局と交信できたが、このPY2WAS 局が MSHVモード で運用していた。

複数局に対してレポートを送っているので、最初、ピンとこなくて、デコードの表示がおかしくなっているのかなあと思った。

あ? もしかして、DXpeditionモードによく似たなんとかいうやつか?

いつもの交信とはちょっと違う感じ

兎に角、ノーマルで呼んでみようと思い、何回かコールしてみたら交信が成立した。

でも、いつもの交信とはちょっと感じが違う。

普段の15秒毎に代わり番子に進めていく交信とは違い、当局にすると、間にブランクの15秒が挟まりながら交信が進んでいく感じだった。

MSHVモード での運用局が、複数の局を相手に交信を進めているからなのかな。

それともこの時の交信だけの変異なのか? う~ん、分からない。

MSHVモード とは

MSHV Multi Answering Auto Seq Protocol なんだそうだ。

最大5波同時送信が可能なソフトウェア。

ブルガリアLZ2HV 局の開発らしい。

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残念ながらこの時の交信の様子を画面キャプチャするのを忘れて、複数局を相手に交信が進んでいく様子を報告できない。失敗しました(笑)

FT8の運用では、他局への応答があった場合に送信が自動で止まる設定にされている方が多いと思う。

自分との交信中にも、このMSHVモードの運用者は他局とも交信を同時進行しているので、自分との交信が止まってしまって自動で進んでいかない。

だから、MSHVモードの運用者と交信する時、「 Halt TX if operator I called answered to other operator 」のチェックを外しておくという方も多いらしい。

今回、私は、その都度解読データをダブルクリックしたり、「 Enable Tx 」ボタンをクリックしたりして交信を進めた。

MSHVモードでは、他局との交信と平行して呼んだり交信を進めたりするけれど、基本的には普段の2局同士の交信と変わらない。

DXpeditionモードの準備

このMSHVモードでの運用は、今までに2、3回みたことがあるのだけど、DXpeditionモード の運用にはまだ1回も出くわしていない。

DXpeditionモード は、呼ぶ方もソフトの設定をしないといけないし、交信の約束事もあるので、いざという時に対応できるか自信がない。練習しておかないと。

JTDXで「 Hound 」に切り替わって、Tx1・Tx3以外はグレーアウトするのは確認できている。たぶんいけると思うけど、不安はある。

早くこのモードを使う DXpedition と交信してみたい。

ただ、複数局相手の交信を見つけても、DXpeditionモードなのか、MSHVモードなのか、咄嗟に見分けることができるかなあ。全く自信がない!

ネパール 初めて見えた! 交信できず! 残念!

1月29日13時過ぎ、21MHz・FT8で ネパール を初めて見た。

私の方向固定のDPでは、苦手なエリアの上、-22dB。

難しいのは分かっていたが、粘ってみた。う~ん、やっぱりダメ!

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この「 9N7NQ 」局は、日本の方で7エリアのコールサインをお持ちの方だと思う。

間違っていたらご免なさい。

私は、7エリアのコールサインでも交信はしていない。

〔追記〕CQ誌2月号P.171に情報がありました。

 

この時に交信している S79KW セーシェル

この後、ロシア,中国,オーストラリアの局が交信していた。

日本も1,4,7エリアの局の交信を確認した。

あ~、いいなあ。次、またチャレンジだ。

 

ネパールはどんな国?

ネパールの国旗は、世界で唯一の三角旗で印象深い。

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外務省の海外安全ホームページの情報を見ると、

安全レベル4段階の内「レベル2(不要不急の渡航は止めてください)」のエリアがある。首都カトマンズなどは「レベル1(十分注意してください)」だ。

 

山が好きな身としては、ヒマラヤ山脈 を見てみたいけど、ヨーロッパアルプスのようには簡単に行けそうもない。

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ヒマラヤ以外に、改めてネパールは?と思い浮かべてみても、うわぁ~はっきりしない。

国全体のイメージも中国のチベットとつながってしまっているし、料理もインド料理と区別がつかないし。ネパールの人、ごめんなさい。

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この写真のようなものが、ネパールの代表的な家庭料理で、「 ダルバート 」というそうだ。

ダル は、豆を使ったスープ、バート は、ライス(インディカ米)。

これに野菜などのおかずや漬物がつく。

インド料理ほど香辛料は効いていないそうだ。

日本では、インドネパール料理となっているお店が多いし、はっきりと区別できる人はいるのかなあ。分かる人には分かるんだろうなあ。

 

映画インディ・ジョーンズの「レイダース 失われたアーク」は、一部ネパールが舞台だけど、ブラッド・ピットの「セブン・イヤーズ・イン・チベット」はネパールではないんだなあ。

 

ネパールと交信できずに終わって、ちょっとだけネパールについて調べてみました。

JTDX から eQSL へログを自動でアップ

ログファイルのeQSLへのアップロードは、半月毎にまとめてADIFファイル形式で手動で行ってきた。

今回、JTDXでログを書き込むと、自動でeQSLへデータが送られる設定に変えてみた。

 

JTDXの「 Settings 」の「 Reporting 」タブにその項目がある。

中程の「 Network Services 」の欄に「 Enable eQSL sending 」のチェック項目がある。

しかし、このチェック欄がグレーアウトしていて、チェックが入らない。

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ここで、先に下の3項目を入力すると、この「 Enable eQSL sending 」にチェックが入るようになる。

 

この3項目は、eQSLの方で設定しているデータを使う。

下図は、eQSLの「 My Profile 」の関係箇所。

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設定後、試しに交信して、eQSLで確認してみると、

うん? アップロードされてこない!

この時点では、3項目の入力に間違いがあるとは疑いもしていなかったので、

あれ? まだ他にさわらないといけない箇所があるのかなあ? と思っていた。

何が何でも自動アップロードにしたかったわけではないので、この時は簡単に諦めてほっておいた。

 

しばらくして、eQSLのログインにはコールサインを使うとふと思い、名前をコールサインに変えてみたら、なんとログがアップロードされた!

そう、ログがアップロードされなかった原因は「 Username 」の間違い。

最初、何の疑いもなく「 Username 」の欄には、eQSLに登録している自分の名前(ローマ字)を入力したんだけど、

Username 」には、eQSLログイン用の「 Callsign 」を入力するんだ。解決!

 

ログがアップロードされているかどうかは、eQSLの「 OutBox 」で「 QSO日付 」の今月のデータで確認できる。

しばらくこれで様子を見てみようと思っている。うまく動いてくれるかな。

ポルトガル領 マデイラ諸島 と交信

マデイラ諸島 は、北大西洋に浮かぶポルトガル領だ。

一番大きな島「 マデイラ島 」は、「大西洋の真珠」と称される、温暖な気候の美しいリゾート地だそうだ。

「マデイラ」とは、ポルトガル語で「木」を意味するとのこと。

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DXCC Entity: 256  Continent: AF  CQ Zone: 33

一応、ここもアフリカにカウントされるエリア。

常駐局がいて難しくないエンティティとされているらしいけど、私にはやっとこさ交信できた NEW だ。

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1月14日、18MHzFT8で、お互い-17dB同士で交信できた。

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この CT3MD 局をQRZ.COMで調べてみると、下図の赤枠の ポルト・サント島 という小さな島の方だった。

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上図で大きな島のマデイラ島に「 フンシャル 」という町が見つけられるが、あの超有名サッカー選手、クリスティアーノ・ロナウド さんの出身地だそうだ! ポルトガル代表とはよーく知っていたけど、ココ出身とは知らなかった、びっくり!

尚、もう一つのデゼルタス諸島は無人島とのこと。

 

 CT3MD 局のインフォメーションでは「QSL: LOTW, OQRS, DIRECT OR BUREAU」となっているので、気長にBUREAU経由のQSLカード到着を待とう。

これもアマチュア無線の楽しみのひとつだ。

〔追記〕

CLUBLOG でBUREAU経由のQSLカードを請求した。 

CT3MD 局は、BUREAU経由のカード発行を無料にされている。私は海外への送金方法を持っていないので助かった。どれぐらいで届くだろう?

〔追記2〕

eQSLでカードが届いた!

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オーストラリアVKとの交信

オーストラリア連邦 」はとても身近な国に感じる。

コアラ,カンガルー,オージービーフ,ワイン,アボリジニグレートバリアリーフエアーズロック 等。

サッカーでは良きライバル国だ。

2022年カタール・ワールドカップアジア最終予選、3月にもう1試合ある。

絶対に負けられない戦いだ。待ち遠しい。

オーストラリアとの初めての交信

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2009年3月、クイーンズランド州のこの局との交信が初めてだと思う。

サイクル23~24のボトム期のSSB交信。

クイーンズランド州は、オーストラリア北東部の州で、州都はブリスベン

世界最大のサンゴ礁群であるグレートバリアリーフで有名だ。

オーストラリア連邦のエリア

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やっぱり 8エリア との交信が少ないなあ。

タスマニア島 7エリア はそこそこ交信できている。

東部の離島 9エリア

DXCC Most wanted countries 2021 Club Log version  のリストと共に紹介する。

36位 VK9M MELLISH REEF  cfm

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なんと2002年のDXペディションで交信できている。

サイクル23のトップコンディションの頃だね。

38位 VK9W WILLIS ISLAND  未交信

③75位 VK9L LORD HOWE ISLAND  未交信

123位 VK9N NORFOLK ISLAND  wkd

2020年4~5月にVK9NKと3交信できて、QSLカードの到着待ちだ。

最近、VK9DXがアナウンスされている。

西部の離島 9エリア

⑤76位 VK9C COCOS (KEELING) ISLAND  未交信

⑥83位 VK9X CHRISTMAS ISLAND  未交信

両島ともインドネシアに近い有人の島だ。こんなところにオーストラリア領があるとは知らなかった。SSBで聞いたことも、FT8で見たこともない。

調べてみると、クリスマス島のアカガニの大移動って、テレビで見たことあるような気がする。ロード・ハウ島のようなこれら9エリアの島々でゆっくりしたいもんだ。本当に綺麗な海なんだろうなあ。

それに、一度でいいから世界中からパイルを浴びてみたい。夢の夢だね。

極地の離島 0エリア

⑦12位 VK0M MACQUARIE ISLAND  未交信

⑧27位 VK0H HEARD ISLAND  未交信

両島とも無人の島だ。残念だが、この0エリアは、SSBで聞いたことも、FT8で見たことも全くない。

オーストラリアにも、南極大陸にモーソン,デービス,ケーシーという基地があるはずだけど、日本の昭和基地のようにアマチュア無線がオンエアーされることがあるのかなあ。

(ケーシー基地からはオンエアーしているらしい。VK0PD?)

 

交信記録を調べてみると、オーストラリア大陸との初交信は2009(H21)年と遅かった。

10コールエリアでは、0エリアを残している。難しいなあ、ここは。

9エリアの離島で残すところを狙ってみよう。