小さなアマチュア無線局のブログ

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ウガンダからの着信(ワン切り)

今夕、スマホを触っていた時、連絡帳に登録していない電話番号のみの着信がありました。

でも仕事関係かもしれないと思いあまり考えもせずに電話に出ると、既に切れていました。

それで、履歴を見てみたら、

なんと

ウガンダ +256-700-410921

えっ?! ウガンダ

アフリカのあのウガンダから?

なんじゃ? これ!

ウガンダ共和国は、上の地図の赤枠の位置です。

ネットで調べてみると、わんさか情報が出てきました。

ウガンダからの相当数のワン切りが届いているようですね。

+256からかかってくるほとんどの着信は、いわゆるワン切りで、電話を受ける間もなく切れてしまうようです。

この+256からの電話は、単なる間違い電話やいたずら電話ではなく、不審な国際電話の可能性が高いので、心当たりがない場合は、コールバックしないようにしましょう。
国際電話の通話料金は、相手の国によって違いますが、携帯電話発ウガンダあての通話料金は、国際電話の中でも、高額な料金が設定されている ため、特に注意が必要です。
怪しい着信履歴に一度コールバックしてしまうと、存在している番号だと記録され、いわゆるカモリストに入れられてしまい、何度も着信履歴を残されたり、怪しいフィッシングSMSが届いたりして、別の詐欺に巻き込まれる場合もあります。

ウガンダからの電話に、コールバックするメリットは何一つ無いので、心当たりがなければ、折返しの電話をするのは絶対にやめましょう。

 

私は電話に出てしまいましたが、ワン切りの方が早く、運よく繋がりませんでした。

今のところ、被害は無さそうです。

みなさんも気を付けてくださいね。

FT4DMC に登録してみた

FT8DMC のFT4版デジタルアワードが出来ているようなので登録してみました。

FT4DMC( FT4 DIGITAL MODE CLUB )です。

So on March 17th, 2023 the FT4DMC was launched.

There are currently 17 different diplomas, with more to come.

2023年3月からということで、登録者はまだそれほど多くないですね。

私は、2月7日付けで、3284番でした。

FT4デジタルアワードは、HPでは17種類となっていますが、24種類に増えています。

私は、FT4モードはあまり交信していないので、現在76局との交信。

それでも3枚のアワードを取得できました。

LONG DISTANCE AWARD

こちらと交信相手のグリッドロケーターの中心間の距離の合計によって発行されるアワードのようです。

このアワードのクラスは、

一番距離の短い「 Triton 」から、一番長い「 Neptune 」まで15。

写真のアワードは「 Triton 」「 Moon 」につぐ3番目の「 Io 」です。 

Triton 」は、海王星の衛星。

Io 」は、ガリレオが発見した木星の衛星。

 

そして、アジア圏では2枚のアワードが出来ています。

アジアの25DXCCと交信。(これ、きつい!)

もう一つは日本の10コールエリアとの交信。

 

FT8DMCと同じように、こちらの FT4DMC のデザインも良いですね!

楽しみが増えました。

JTDX Lag と Decode の設定

2021年2月14日の記事に加筆再掲します。

Lag の意味

CQ誌2月号より「FT8最新事情」という連載が始まっている。

その記事に「帯域内の全解読データ」ウインドウの上に表示してある「 Lag 」(タイムラグ)の解説があったので、漸く意味が分かった。

f:id:kasagokawahagi:20210214095734j:plain

上の画像でいうと右端の「 Lag=-0.44/6 」という部分。

記事によると、

解読終了から送信までの時間。

マイナスは利用可能な余裕時間。

プラスは送信時刻からの遅延時間。

/○は最後のピリオドの解読数。 とのこと。

上の場合なら、6データを解読して送信時刻までに0.44秒の余裕があるという意味なんだとか。納得。

しばらく「Lag」表示を見ていると、だいたい-0.4秒前後の余裕が出ていた。

遅延もたまにはあって、「+0.09/35」を見た。

 

Avg の意味

「Lag」の左隣の「 Avg 」は、理解していた通りだった。

解読したデータの「DT(時刻の差)」の平均値だ。

 

( 以下、今回の加筆部分です )

Decode 」の設定を見直しましたので、記録しておきます。

①「 FT8 threads

使用するPCのCPUに合わせます。

私のCPUは「 AMD Ryzen 5 PRO 4650G 」

2020年8月発売の6コア12スレッドですので、「12」に合わせます。

 

以下は、「 FT8 decoding 」の中の項目です。

②「 decoding cycles

デコードを何回行うかという設定ですが、Lag値がプラスにならないように選択します。Lag値は「+0.4」ぐらいまでOKとしている記事もありますね。

高スペックのCPUなら迷うことなく「3」を選ぶのですが、私の場合は「2」を選択しています。

 

③「 QSO RX freq sensibility

電波環境が良好な場合、「高」にするとデコード率が上がるそうです。

ただ、ノイズが多い場合などは偽デコードが増えるらしいので、「Medium」で使っています。

 

④「 decoder sensibility

デコード数に影響しますので、高スペックのCPUなら「use subpass」ですが、私のCPUは3年以上前のものなので「use low thresholds(低いしきい値を使用する)」を選択しています。

「minimum」が、最もCPUパワーを必要としませんが、効果は薄いとされています。

 

⑤「 early start of decoder

デコードを早めに開始してくれるので、Lag値が下がります。

ある程度のCPUパワーがある場合、「on」の方がよいとされています。

 

⑥「 wideBand DX Call search

これにチェックを入れると、「DX Call」ボックスにお目当ての局を設定している場合にその局を優先的に探す効果を発揮してくれるのだとか。

私は「DX Call」ボックスをほぼ使わないので要らない機能ですが、CPUへの負荷はほとんど無いということなので、「on」にしています。

 

やっぱり、FT8もCPUパワーなのかな。

JTDXは、CPUのスレッドでワイドグラフの範囲を分割担当してデコードしているそうなので、スレッド数が多い方が効果的なんだとか。

私はAMD派なので、次は 12コア24スレッド の Ryzen 9 か!

でもまだまだ高すぎる!

パソコンも無線も金喰い虫だぁ。

TDLのお正月スペシャルイベント

だいぶん前の話だけど・・・

TDL お正月スペシャルイベント(1月1日~8日)に行って来ました。

ディズニーリゾートライン ・・・「40周年ドリームゴーラウンド」を記念した期間限定デザインのフリーきっぷが数種類あります。

1/10からのスペシャルイベント「 ディズニー・パルパルーザ 」のデコレーションが既にありましたね。

ファンタジーランドの「 美女と野獣 」のエリアへ。

ずいぶんと暖かい日だったので、夜も寒さに震え上がることなく楽しめましたね。

花火「 スカイ・フル・オブ・カラーズ 」も見ることが出来ました。

今回やっと「 ジャンボリミッキー! 」が当たった! 孫は大喜び!

下は、孫が気に入ったおもちゃ。

我が家での通称「ミッキーバス」の自走バージョン。

泊まったホテルの向かいには「 ファンタジースプリングスホテル

泊まりたいなあ。

さあ、次はいつ来られるんだろう。

ファンタジースプリングス 」が6月6日にグランドオープンだけど、人気沸騰でチケットも難しいだろうし、なにせ、やたらめったら高いからなあ。

でも、いつかは行きたいなあ。

6月20日には「 星野リゾート 1955 東京ベイ 」がオープンしますよね。

東京ディズニー セレブレーションホテル 」の近くだ。

意外とリーズナブルで、ここに泊まるのもいいかも。

「古代メキシコ展」の魅力と神秘

大阪の 国立国際美術館 まで「 古代メキシコ展 」を見に行ってきました。

昨年、東京国立博物館九州国立博物館で開催されていたものです。

初めて、尼崎から新福島まで JR東西線(地下鉄)を利用しました。

展示構成は

Ⅰ 古代メキシコへのいざない (オルメカ文明)
Ⅱ テオティワカン 神々の都
Ⅲ マヤ都市国家の興亡
Ⅳ アステカ テノチティトランの大神殿

 

Ⅱ テオティワカン 神々の都

テオティワカン は、海抜2300mのメキシコ中央高原にある都市遺跡です。

死者の大通りと呼ばれる巨大空間を中心に、ピラミッドや儀礼の場、官僚の施設、居住域などが整然と建ち並んでいました。太陽や月のピラミッド はまさに象徴的な存在です。スペイン侵攻以前から話されていたナワトル語で「神々の座所」を意味するテオティワカンは、当時の民族や言語も未解明な謎の多い文明ですが、美術や建築様式はその後も継承されます。

この古代メキシコ展はなんと「写真撮影OK!」なんです。

朝一番、会場前に並んだので、人も少なくてストレスなく撮影できました。

テオティワカン文明 を象徴する 三大ピラミッド「太陽」「月」「羽毛の蛇」

 

Ⅲ マヤ都市国家の興亡

マヤ は、前1200年頃から後16世紀までメソアメリカ一帯で栄えた文明であり、後1世紀頃には王朝が成立しました。

都市間の交易や交流、時には戦争を通じて大きなネットワーク社会を形成しました。王や貴族はピラミッドなどの公共建築や集団祭祀、精緻な暦などに特徴をもつ力強い世界観を有する王朝文化を発展させました。

特に王朝美術の傑作と名が高い「 赤の女王のマスク 」をはじめとする王妃の墓の出土品を本邦初公開します。

マヤ文明 でよく見られる球技の場面を描いた石彫。

球技をしているのはカラクムルとトニナの王で、両国の外交関係を示すものと考えられているそうです。(西暦727年)

マヤ文明は統一されることなく都市国家が興亡を繰り返したと言われています。
チチェン・イツァ,ティカル,カラクルム,コパン etc.

マヤの代表的な都市国家 パレンケ の黄金時代を築いた パカル王 の妃とされるのが、赤い辰砂(しんしゃ)に覆われて見つかった通称「 赤の女王 」です。

その墓の出土品がメキシコとアメリカ以外では初公開されるということで、今回の展示の目玉ですね。

 

Ⅳ アステカ テノチティトランの大神殿

アステカ は、14世紀から16世紀にメキシコ中央部に築かれた文明です。

首都テノチティトラン(現メキシコシティ)は湖上の都市であり、中央に建てられた テンプロ・マヨール と呼ばれる大神殿にはウィツィロポチトリ神とトラロク神が祀られていました。アステカも他の文明の伝統を継承し、王や貴族などを中心とする支配者層によって他の地域との儀礼や交易、戦争が行なわれました。

テンプロ・マヨール(アステカの大神殿)付近で見つかった等身大の戦士像。王直属の「鷲の軍団」を構成した高位の戦士、もしくは戦場で英雄的な死を遂げ鳥に変身した戦士の魂を表わしているといわれているそうです。

 

観覧後のお楽しみ

図録は高いので、雑誌とクリアファイルを購入。

ふと目に留まったガチャガチャを1回。

テオティワカンの鳥形土器が出てきました。

折角だから、館内のカフェ&レストランで古代メキシコにちなんだ特別メニューを食べたかったのだけど、お腹が空いてなくて・・・あきらめ。

 

隣の 大阪中之島美術館 では、印象派 クロード・モネ の「モネ 連作の情景」展をやっていました。こちらも人気のようです。

大阪にはほんとに来ないのだけど、中之島は都会ですねぇ。

結局、遅昼はとんかつ。ビール付き!

「古代メキシコ展」の観覧料は2100円と過去最高額だったけど、久々に良かったと思える展覧会でした。おすすめですね。

4月下旬になると、あべのハルカス美術館で「尾張徳川家の至宝」展、奈良国立博物館で「空海」展があるようです。楽しみです。