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忠臣蔵のふるさと・播州赤穂を歩く

2つ前のブログで紹介した「久学寺」を訪れた際、赤穂城 にも行ってみたいと思いましたので、6/15(土)に 忠臣蔵 のふるさとである 赤穂市 を歩いてきました。

 

殿中刃傷事件を知らせる急使が国もとへ

勅使饗応役であった藩主・浅野内匠頭が、高家吉良上野介に対して江戸城松之廊下で刃傷に及ぶ ・・・・・

事件を知らせる急使が早駕籠に乗り、国もと播州赤穂へ。

相生市から赤穂市に入る 高取峠 にそのモニュメントがあります。

わずか4日半で赤穂に着いた早水藤佐衛門と萱野三平は、城下のこの井戸で水を飲んで、筆頭家老・大石内蔵助の屋敷へ急いだのだとか。

JR播州赤穂駅や浅野家菩提寺・花岳寺の近くです。

これが、急使がたたいた筆頭家老・大石内蔵助邸の門(現存!)です。

この門の内側には、事件を知らせる様子が再現されています。

そして、第二報も同日に到着し、主君・浅野内匠頭の即日切腹赤穂藩の取り潰しが伝えられます。

しかしながら、この大役を果たした 萱野三平 は、仇討ちと他家への仕官をすすめる父との板挟みで苦悩の末に自決をしてしまうのだとか。

 

赤穂義士を祀る大石神社

赤穂城三ノ丸にあった大石内蔵助の屋敷跡に 大石神社 があります。

明治末から大正初めにできた新しい神社のようですね。

参道の右側には大石内蔵助の表門隊、左側には大石主税の裏門隊の討ち入り姿の石像が並んでいます。

そして、義士資料館には、貴重な資料が展示されています。

大石内蔵助が討ち入りに使った 采配 とか、見るべきものが多いです。

 

浅野家が築城した赤穂城

 

赤穂城大手門 です。復元されたこの高麗門を入ると、当時は櫓門も備えられていた枡形虎口です。

本丸門(復元)です。

その奥に見える 本丸櫓門(復元)の内部が公開されていました。

本丸にある 天守です。

この赤穂城は、第4代将軍・徳川家綱の時代の築城ですから、当時から天守は築かれなかったとのことです。

なかなかの高さのある天守台で、石段の一段一段がきつい!

天守台の上から復元された庭園を見下ろします。

写真の右に少し写っている御殿跡には間取りの銘板が埋め込まれていました。

 

浅野家菩提寺の花岳寺

浅野家の菩提寺である 花岳寺 曹洞宗のお寺さんです。

この山門は、赤穂城塩屋門 を明治の初めに移築したものなんだとか。

義士の遺髪を納めたお墓です。

義士宝物館と義士木像堂は撮影NGでした。紹介できないのが残念。

 

赤穂城や花岳寺、赤穂市立博物館などは、今回が初めての訪問ですが、赤穂市にはよく遊びに行っています。

赤穂海浜公園や赤穂御崎、それに温泉もあるんですよ。瀬戸内海を眺めながら入るインフィニティ露天風呂は最高です!

また、アマチュア無線では、赤穂御崎は兵庫県から2mで6エリアを狙うにはもってこいの移動地なんです。

そうそう、赤穂のお土産には「塩味饅頭」をどうぞ。