NHK大河ドラマ「 鎌倉殿の13人 」が、いよいよ始まった。
「 THE 13 LORDS OF THE SYOGUN 」というサブタイトルが付いていましたね。
昨年の「青天を衝け」は興味が湧かなくて見なかったけど、1973(S48)年の「 国盗り物語 」から大河ドラマはよく見てきた。
今年の「鎌倉殿の13人」は、期待大です!!
呉座勇一 さんの「 頼朝と義時 」(講談社現代新書)で予習もしたし。
本来なら呉座さんが時代考証を担われるはずだったのに・・・残念。
北条家の人々
時政(坂東彌十郎さん)や義時(小栗 旬さん)それに政子(小池栄子さん)は、教科書にも出てくるぐらいだから分かるけど、兄の宗時(片岡愛之助さん)や妹の実衣(宮澤エマさん)なんか全く知らなかった。
兄の宗時(片岡愛之助さん)は、石橋山の戦い で死んでしまうんだそうな。片岡愛之助さん、出演回数が少ないですね。
伊東家の人々
頼朝(大泉 洋さん)を監視している平家方の 伊東祐親(浅野和之さん)の姻戚関係にはびっくり。娘たちを介して伊豆に強いネットワークを築いているんですね。
浅野和之さんと言えば、「ラジエーションハウスⅡ」で人の良い鏑木副院長役をやってた方だなあ。今回は温和な感じとは違う役柄ですね。
(引用)
伊東祐親の娘が妻になったのは、
①源 頼朝 ②北条時政 ③三浦義澄(佐藤B作さん)④工藤祐経(坪倉由幸さん)
で、頼朝の妻「八重」を 新垣結衣 さんが演じています。
今後の展開に大きく影響するかもしれないのが、工藤祐経かな。
お笑いトリオ「我が家」の坪倉由幸さんが演じている工藤祐経は、第1話で既に、伊東祐親に所領を奪い取られた挙げ句、伊東祐親の娘とも離縁させられてしまっていて、困窮きわまっている状態で登場してきた。
源 頼朝の監視役に拾われていたけど、この後、頼朝の重臣になっていくはず。
伊東祐親を非常に憎んでいる工藤祐経は、伊東祐親の暗殺を企て、伊東祐親は討ち損じてしまうが、長男の河津祐泰は討ち取る。
伊東祐親の兄の子が工藤祐経で叔父甥の関係なのにと思うが、血が濃いほど所領争いは起こるものらしい。
これが「 曾我兄弟の仇討ち 」につながっていくのだけど、ドラマでは描かれるのだろうか。
他の登場人物
第1話の最後に紹介だけされたのは
松平 健 さん演じる 平 清盛
いやあ、このお二人、楽しみだ。特に西田敏行さんはどんな風に演じられるのだろう。
田中 泯 さんの 藤原秀衡 も重厚でいいんでしょうね。
ドラマ名にもなっている13人の宿老による合議制は、頼朝が死んでからの話だから、頼朝はいつ死ぬんだろう。夏までに死ぬのかなあ。
伊豆の小さな小さな北条家が、権謀術数を駆使し有力御家人を押しのけてトップに上りつめ、そして武家政治を開いていく、本当に楽しみなドラマが始まった。