その葵祭のハイライト「 路頭の儀 」は5月15日。
仕事を休んで行こうかなと悪い考えも浮かびましたが・・・
小心者の私は実行に移す勇気も無く、葵祭が終わってしまった今日5月20日(土)に 上賀茂神社 と 下鴨神社 に行って来ました。
あぁ~、平安絵巻、見たかったなあ!
上賀茂神社と下鴨神社について
上賀茂神社 は、正しくは 賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)で、主祭神は 賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)。
下鴨神社 は、正しくは 賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)で、主祭神は 賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)と 玉依媛命(たまよりひめのみこと)。
上賀茂神社 の 賀茂別雷大神 は、上賀茂神社の真北に位置する 神山(こうやま)に降臨されたと言う。
下鴨神社 の 玉依媛命 は上賀茂神社の賀茂別雷大神の母親、賀茂建角身命 は祖父にあたると言う。
上賀茂神社と下鴨神社を合わせて「賀茂社」であり、賀茂氏 の祖先を祀るための神社ということらしいです。
まずは 上賀茂神社 へ
細殿(行幸及び斎王の御着到殿)の前の「 立砂 」
上賀茂神社のシンボルですね。
ご祭神が降臨された 神山(こうやま)をかたどった盛り砂です。
本殿に入る 楼門(重要文化財)です。
この楼門前の 玉橋(重要文化財)は、神職さんが神事の際にのみ渡る橋だとかで、しめ縄が張られていました。
境内には、このような末社がたくさんありました。これは岩本社。
「渉渓園」という庭園で、「 賀茂曲水宴 」という祭事が行われるところだそうです。
曲水の宴とは、平安時代の貴族が杯が自分の目の前までに流れてくるまでに詩歌を作って詠み、盃の酒を飲んで次へ流すという、あれですね。
続いて 下鴨神社 へ
本殿の前にある末社「 言社(ことしゃ)」
この 言社 には十二支の守り神が祀られていて、自分の干支の御社を参拝すると良いとされています。
私は亥年。大物主命(おおものふしのみこと)が祀られているのですが、これは 大国主命 の別名なんだとか。大国主命はその働きごとに異なる7つの名前を持っているらしいです。
本殿は通常は非公開とのこと。見られませんでした。残念。
国歌「君が代」に歌われている「 さざれ石 」がこれ!
この「さざれ石」は小さな石という意味で、 歌詞「さざれ石の巌となりて」は、小さな石が集まって大きな岩となるようにという意味なんだとか。
縄文時代から生き続けているとされる原生林です。ほんとに緑が綺麗でした。
今回の京都歩き、19,567歩。暑くてちょっとバテましたね。
あした、食べものなんかで続きを書く予定です。