私のPCは Windows 11 へのアップデートに2つのハードルを抱えています。
☆ セキュアブート
☆ TPM2.0
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使用中のWindows10で何の不満もないので、ずいぶんとほったらかしていましたが、今朝ふと思いついて、ハードルの低い方の「TPM2.0」の有効化をやってみました。
まずは情報収集
使用中のマザーボード「 TUF GAMING B550-PLUS 」のサポート情報を ASUS のHPに見に行くと、TPMに関するFAQが出ていました。有り難い!
私のPCシステムで、TPM 2.0のサポート状態を再確認しておきます。
「 ファイル名を指定して実行 」を起動し「 tpm.msc 」と入力します。
当然ですが、「互換性のあるTPMが見つかりません」と出ます。
準備をする
マザーボードの「 UEFI BIOS 」が最新版かどうか調べてみます。
現在のマザーボードは、BIOSのアップデートが本当に楽になっていて、ASUS では「 AI suite 3 」というユーティリティソフトを使います。
「 AI suite 3 」を起動。メニューも日本語化されています。
左端の赤枠にメニューがあるので、「 EZ Update 」を選択。
大きな赤枠の「インターネットに接続し更新プログラムを確認」をクリック。
次の画面の右下「接続」をクリック。最新版でした。
「 AI suite 3 」は、マザーボードのソフトウェア・ドライバ・ BIOS を自動的に更新してくれているらしいです。本当に楽ちんになったものです。
さあ、TPMを有効化しよう
TPMの有効化は「 UEFI BIOS 」上で行うので、PCの起動画面でF2キーを軽く連打。
画像は英語ですが、一部日本語化できます。有り難い!
F7キーを押して「 Advanced mode 」に切り替えます。
「 Advanced タブ 」の中の「 AMD fTPM configuration 」を選択。
「 TPM Device Selection 」の項目で、
「 Discreate TPM 」を「 firmware TPM 」に切り替えます。
F10 キーを押して設定を保存して、 PCを再起動します。これで終わり!
確認してみよう
状態が「TPMは使用する準備ができています」と表示されて、
TPM製造元情報では「 仕様バージョン2.0 」と出ています。
そして「 PC正常性チェックアプリ 」でも確認してみると、
「 TPM2.0 」が有効になっています!
これでWindows11へのハードルひとつをクリア!
あとは セキュアブートの有効化 です。