年末(令和3年12月末)に 金沢 に行ってきた。
加賀の酒 で関西でもよく流通しているのは「 天狗舞 」や「 手取川 」。
今回、飲んでみたかったのは「 菊姫 」。
どれも白山市の酒蔵だ。
旅行の楽しみのひとつは、その土地の美味しい料理を地酒と共に味わうこと。
北陸の美味しいお寿司をつまみながら、地酒をとメニューを見てみると、
「菊姫」が、なーい。あらら。
他は、う~ん ・・・「 加賀鳶 」・・・ 地酒のようだ。
燗酒でたのんでみたら ・・・・・ おっ、旨い!
で、今回は、酒蔵には行っていないけど、この酒蔵を紹介する。
「 福光屋 」は 金沢市の酒蔵
「 加賀鳶 」の「 福光屋 」は、1625(寛永2)年創業の金沢で最も長い歴史を持つ酒蔵とのこと。江戸時代初期から続く酒蔵はめずらしいと思う。
そして、2001(H13)年に、純米蔵を実現したそうだ。
「旨くて、軽い」味わいを理想として、酒米「山田錦」を吟醸系に、「金紋錦」を熟成系に使用しているとのこと。
ラインナップ
① 加賀鳶 純米吟醸
自分へのお土産として買ってきたのは、冷酒用の純米吟醸。
伝統の吟醸造りで丹念に仕込みました。豊かに広がる吟醸香と、やわらかくふくらむ米の旨味が生きた、キレのよい飲み口が特長です。
② 風よ水よ人よ 純米酒
この蔵の酒は初めてだと思っていたら、6年前にこれを飲んでいた。
独自の酵母を使用する「爽麗仕込み」から生まれた、軽快な舌触りとなめらかな喉ごしの純米酒。料理を引き立て、カクテルベースとしてもお楽しみいただけます。
ついでに、冬の金沢を紹介
① 特急「 サンダーバード 」
関西から北陸に行くときは特急「 サンダーバード 」を利用するのが定番。
このサンダーバードが発車するのが「 大阪駅11番ホーム 」。
この11番ホームは、他のホームとは違い、通勤列車が発着することがない特別なホーム。駅弁売り場、セブンイレブン、待合室がある。 初めて利用した!
② 金沢城
金沢城内にある「 玉泉院丸庭園 」。
ここは、加賀藩代々の藩主たちが愛でたプライベート庭園だそうだ。
③ 兼六園
この 兼六園 は、水戸偕楽園と岡山後楽園とならぶ 日本三名園 の一つ。
で、こちらは、客をもてなすための庭園だそうだ。
上の写真は、兼六園を代表する景観「 ことじ灯籠 」。足が二股になっている灯籠が、琴の糸を支える琴柱(ことじ)に似ていることから、そう呼ばれるんだとか。
下の写真は、兼六園の冬の風物詩「 雪づり 」。湿った雪の重みから木を守るために、芯柱から円すい状にわら縄を垂らして枝をつる、職人の見事な技だ。
④ ひがし茶屋街
ひがし茶屋街 は、かつて茶屋街としてにぎわった町並みが保存された地域。
美しい出格子と石畳が続く古い街並みに、お洒落な町家カフェ、伝統工芸品を扱うセレクトショップなどがたくさんあって、若いカップルでいっぱいだった。
⑤ 長町武家屋敷跡
昔ながらの土塀や石畳の小路が残り、豪壮な武家屋敷が立ち並ぶ 長町武家屋敷跡 。町並みの土塀を雪や凍結から守る「 こも掛け 」(写真右端)が行われていて、とっても風情があって訪れてみてよかった。
⑥ 冬の日本海
「 のと里山海道 」をレンタカーで走ったときに撮った1枚。寒かった!
2泊3日で冬の金沢に行ってきた。
新鮮な魚介類が美味しくて、特にエビをたくさん食べた。実に旨かったな!
帰りのサンダーバードでも、金沢の駅弁とビールを楽しむ。