東寺〔教王護国寺〕御影堂
平安遷都とともに建立された「 東寺 」は、現在唯一残る平安京の遺構だそうだ。
まだ行ったことがなかったので、秋期特別公開にあわせて行ってきた。
九条通の南大門から入ると、何やらにぎやかだ。
後から調べてみると、毎月第1日曜日に開催されている「 がらくた市 」のようだ。
毎月21日にはもっと規模の大きい「 弘法市 」が開かれているのだそうだ。
酒器など見たいものがあったけど、まずはお目当ての国宝「 五重塔 」があるエリアへ。
講堂・金堂・五重塔をじっくりと拝観して出てくると、何やら着ぐるみがいる!
文化財と匠の仕事PR大使「 ブンカザイ・ドックくん 」。
京都の文化財を守る匠の仕事をしている会社の集まり「分友会」のマスコットだそうだ。
この日は「 御影堂 」修理現場の公開をしていた。
御影堂は弘法大師空海がお住まいだったところだそうで、檜皮葺の屋根の葺替工事を見ることができた。貴重な体験だ。
この後、宝物館を見て北大門からJR京都駅へ。
近鉄名店街「みやこみち」にある「 京都生そば もり平 」さんでお昼を食べた。
勿論、天ざるそばにビール。
京都御所
お腹も大きくなったところで「 京都御所 」へ。
2016年7月から通年一般公開に変わっている。
大学生の頃に春か秋の特別公開に行ってからなので、実に久し振りだ。
入場時に皇宮護衛官(?)による手荷物検査があった。
京都五山 相国寺
禅宗の法堂の天井にはよく龍が描かれているが、相国寺の「 蟠龍図 」は、手をたたくと反響するので「 鳴き龍 」ともよばれているそうだ。
また、あの有名な金閣寺・銀閣寺が、この相国寺の山外塔頭だということはあまり知られていないのではないかなあ。
この京都一人歩きは、コロナ禍ではない2018年11月4日のもの。
紅葉はまだかなあという感じだったけど、おだやかな秋の一日を楽しむことができた。