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播磨の酒蔵③ 老松酒造

宍粟市山崎町 にある江戸時代から続く酒蔵。

山崎町内を兵庫県道53号が佐用町に向かって走っている。

その一本北側に「 さつき通り 」という道があって、その道沿いに酒蔵がある。

ただ、このさつき通り、西行き一方通行だったような記憶がある。ご注意を。

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お勧めは「 老松 純米酒 」4号瓶で1517円。

酒米五百万石 で、酸味が特徴 だと思う。

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こちらは「 しぼりたて純米酒 沙月 

生酒で、アルコール度数は18度ある。

 

〔追記〕

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山崎には、老松酒造 山陽盃酒造 の他に、江戸時代から続くもう一軒の酒蔵があったそうだ。1977年まで醸造販売していた「 本家門前屋 」で、その銘柄がこの「 三笑 」。

山崎町の地酒を生かしたまちづくりの一環として、この銘柄を復活させたのが2018(H30)年。

老松酒造は「 純米吟醸 」を、向かいの山陽盃酒造は「 生酛純米 」を三笑銘柄で売り出している。どちらも地元産の 兵庫夢錦 を使用。

日本酒発祥の地

山崎町のある兵庫県宍粟市が、「 発酵のふるさと 」としてまちづくりをすすめているのは、「播磨風土記」に日本酒についての最古の記述があるから だそうだ。

山崎の北に位置する一宮町の「 庭田神社 」に、伊和大神 が、食料の乾飯を川に浸して柔らかくなるのを待っていると、カビが生え、この飯から酒を醸造させたという伝承が残っているとのこと。

「 三笑 」の蔵出し式は、この「庭田神社」で行ったそうだ。

因みに、伊和大神の 伊和神社 は、播磨一宮である。