奈良 興福寺 中金堂
平成30年に落慶法要が営まれた「 興福寺中金堂 」を見に行ってきた。
東を見れば「 東金堂 」と「 五重塔 」が並んでいる。
「 興福寺 」は、藤原鎌足の病気平癒を祈って夫人が建てたお堂が始まりで、平城京へ遷都の際、藤原不比等により現在地に遷され興福寺と名付けられたそうだ。
興福寺はその後何度も被災し、江戸時代の享保年間の火事で焼失した後、仮堂が建っていた時期はあるものの、再建が待たれていた。
漸く、平成22年の興福寺創建1300年を機に整備計画が進められ、現在、一般公開となっている。
奈良市高畑町
天平年間に聖武天皇の病気平癒を祈って光明皇后が建てたお寺だそうです。
また、この近くに「 奈良市写真美術館 」というのがあって、「 入江泰吉 」さんの記念館となっている。
奈良では、飛火野の南「高畑観光駐車場」を利用することが多い。
そこからでも歩いて行けるが、観光客が少なくて静かな町歩きができる。
世界遺産 薬師寺
天武天皇が、皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈って発願して、藤原京に造営されたお寺。
新薬師寺とは関係なさそうだ。
奈良時代までの薬師寺は、元興寺・興福寺・大安寺とともに「 四大寺 」の一つとされ、「 東塔 」は、創建当時から唯一残るもので国宝だ。
この金堂と奥に見える西塔は、昭和の終わりごろに再建されたもので、宮大工棟梁「 西山常一 」さんの仕事だ。
この奈良一人歩きは、コロナ禍ではない2019年6月9日のもの。
奈良公園の他は、ほんとに静かな一人歩きを楽しめた。