小さなアマチュア無線局のブログ

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アラブ首長国連邦(UAE)、やっと交信できました!

今まで何度チャレンジしても交信成立に至らなかった アラブ首長国連邦 とやっと交信できました。

今朝(3/23)7:59、18MHz・FT8 です。

コンディションと相手局のアンテナに助けられたのでしょう。

His -06dB・My -08dB という良好な伝播状況でした。

 

アラブ首長国連邦UAE)は

UAE は、赤丸の位置で、7つの首長国からなる連邦制国家です。

面積は北海道ほどの広さ、人口は1000万人弱、首都は アブダビ

日本は、1971年に UAE の独立を承認、翌1972年に外交関係を樹立しています。

日本は、石油・天然ガスを中東地域に依存していますから、UAE とも政府要人の往来が頻発にあるようですね。

日本との時差は5時間ですから、UAE 現地は夜中の3時頃ということになり、地図が暗いです。

 

UAE ドバイ は、トランジットで空港にだけ下りたことがあります。

夜明け前の4時頃の到着でしたが、空港内は明るくてにぎやかでしたね。

飛行機は ドバイ エミレーツ航空 でした。

因みに、「エミレーツ」とは、首長あるいはその首長が治める領土のことを表すそうです。

 

早速、eQSLカードが届きました!

A61BG 局は、首都 アブダビ の方でした。

CLUBLOGにアップされれば、紙カードも請求したいです。

 

直後に、南アメリカスリナム が出てきましたが、こちらの方は未交信に終わりました。短い時間で見えなくなりましたし。

届いたQSLカードと最近の交信

2月に届いたQSLカードを紹介

ドイツ から12枚のQSLカードが届いたのですが、その内の1枚がこれです。

このいかにも歴史のありそうな建造物を調べてみると、リューベック という街の「 ホルステン門 」ではないかと分かりました。

リューベック は、北ドイツにあって バルト海 に面する港湾都市

ハンザ同盟 の中心地だったとかで、世界遺産になってるそうです。

そして、この「 ホルステン門 」は、15世紀中頃に造られたレンガ造りの門で、昔のドイツマルク紙幣の図柄に採用されていたのだとか。

ドイツでも有名な門のようですね。

 

次は、ルーマニア から届いた1枚。

QSLカードに「 Corvin Castle,Hunedoara,Romania 」とあるので、調べやすかったです。

フネドアラ は、ルーマニア西部の都市でした。

コービン城 は、フニャド城 とも呼ばれているとのことですが、なんと、あの ドラキュラ伯爵 が幽閉されていた城なんだとか!

勿論、「吸血鬼ドラキュラ」は、アイルランドの小説家ブラム・ストーカーによる怪奇小説ですが、ルーマニアトランシルヴァニア地方の ヴラド3世 がモデルの一人とされているそうです。

そのドラキュラ伯爵の城としては、ブラン城 の方が有名ですよね。

ルーマニアも行ってみたい国のひとつだなあ。

 

最後に、フランス から届いた1枚。

この湖畔か川べりに建つ城が分かりませんでした。

MOISSAT は、フランスのどちらかというと南部の オーヴェルニュ地方 にある街だと思います。リヨンの西側です。

どなたか知っておられたら教えてください。

 

最近の交信では

「最近」にはちょっと当てはまらないかもしれませんが、1月11日17:42(日本時間)21MHz・FT8で ガーナ を見つけました!

ラオス をコールしていると、未交信の赤色が!

それも アフリカ ガーナ だ!

すかさずコール先を切り替えて呼んでみましたが、予想通りに残念!

私に見えていたのは短時間でしたね。

こういう地域と交信してみたいです、ほんとに。

 

こちらは、カンボジア

今朝(3/8)8:16、21MHz・FT8で交信できました。

XU7GNY 局が出てきた1発目にコールできましたから、すんなりと交信成功!

カンボジア はFT8では初めてでした。うれしい1局です。

この XU7GNY 局は、ドイツの方のようです。

 

ウイークデーは夕方、休日は朝方と夕方。

短時間ですが、取り敢えずワッチは続けています。

弱小局は、ワッチとコンディション頼りですから。

FT4DMC に登録してみた

FT8DMC のFT4版デジタルアワードが出来ているようなので登録してみました。

FT4DMC( FT4 DIGITAL MODE CLUB )です。

So on March 17th, 2023 the FT4DMC was launched.

There are currently 17 different diplomas, with more to come.

2023年3月からということで、登録者はまだそれほど多くないですね。

私は、2月7日付けで、3284番でした。

FT4デジタルアワードは、HPでは17種類となっていますが、24種類に増えています。

私は、FT4モードはあまり交信していないので、現在76局との交信。

それでも3枚のアワードを取得できました。

LONG DISTANCE AWARD

こちらと交信相手のグリッドロケーターの中心間の距離の合計によって発行されるアワードのようです。

このアワードのクラスは、

一番距離の短い「 Triton 」から、一番長い「 Neptune 」まで15。

写真のアワードは「 Triton 」「 Moon 」につぐ3番目の「 Io 」です。 

Triton 」は、海王星の衛星。

Io 」は、ガリレオが発見した木星の衛星。

 

そして、アジア圏では2枚のアワードが出来ています。

アジアの25DXCCと交信。(これ、きつい!)

もう一つは日本の10コールエリアとの交信。

 

FT8DMCと同じように、こちらの FT4DMC のデザインも良いですね!

楽しみが増えました。

JTDX Lag と Decode の設定

2021年2月14日の記事に加筆再掲します。

Lag の意味

CQ誌2月号より「FT8最新事情」という連載が始まっている。

その記事に「帯域内の全解読データ」ウインドウの上に表示してある「 Lag 」(タイムラグ)の解説があったので、漸く意味が分かった。

f:id:kasagokawahagi:20210214095734j:plain

上の画像でいうと右端の「 Lag=-0.44/6 」という部分。

記事によると、

解読終了から送信までの時間。

マイナスは利用可能な余裕時間。

プラスは送信時刻からの遅延時間。

/○は最後のピリオドの解読数。 とのこと。

上の場合なら、6データを解読して送信時刻までに0.44秒の余裕があるという意味なんだとか。納得。

しばらく「Lag」表示を見ていると、だいたい-0.4秒前後の余裕が出ていた。

遅延もたまにはあって、「+0.09/35」を見た。

 

Avg の意味

「Lag」の左隣の「 Avg 」は、理解していた通りだった。

解読したデータの「DT(時刻の差)」の平均値だ。

 

( 以下、今回の加筆部分です )

Decode 」の設定を見直しましたので、記録しておきます。

①「 FT8 threads

使用するPCのCPUに合わせます。

私のCPUは「 AMD Ryzen 5 PRO 4650G 」

2020年8月発売の6コア12スレッドですので、「12」に合わせます。

 

以下は、「 FT8 decoding 」の中の項目です。

②「 decoding cycles

デコードを何回行うかという設定ですが、Lag値がプラスにならないように選択します。Lag値は「+0.4」ぐらいまでOKとしている記事もありますね。

高スペックのCPUなら迷うことなく「3」を選ぶのですが、私の場合は「2」を選択しています。

 

③「 QSO RX freq sensibility

電波環境が良好な場合、「高」にするとデコード率が上がるそうです。

ただ、ノイズが多い場合などは偽デコードが増えるらしいので、「Medium」で使っています。

 

④「 decoder sensibility

デコード数に影響しますので、高スペックのCPUなら「use subpass」ですが、私のCPUは3年以上前のものなので「use low thresholds(低いしきい値を使用する)」を選択しています。

「minimum」が、最もCPUパワーを必要としませんが、効果は薄いとされています。

 

⑤「 early start of decoder

デコードを早めに開始してくれるので、Lag値が下がります。

ある程度のCPUパワーがある場合、「on」の方がよいとされています。

 

⑥「 wideBand DX Call search

これにチェックを入れると、「DX Call」ボックスにお目当ての局を設定している場合にその局を優先的に探す効果を発揮してくれるのだとか。

私は「DX Call」ボックスをほぼ使わないので要らない機能ですが、CPUへの負荷はほとんど無いということなので、「on」にしています。

 

やっぱり、FT8もCPUパワーなのかな。

JTDXは、CPUのスレッドでワイドグラフの範囲を分割担当してデコードしているそうなので、スレッド数が多い方が効果的なんだとか。

私はAMD派なので、次は 12コア24スレッド の Ryzen 9 か!

でもまだまだ高すぎる!

パソコンも無線も金喰い虫だぁ。

オーストラリアの南極基地からの電波をキャッチ

オーストラリアの南極 デービス基地 からの電波をキャッチしました。

今日、2月3日(土)15時34分(日本時間)、21MHz・FT8です。

VK0DS Antarctica南極大陸

最初、VK ・・・ Australia と見えたけど、よく見ると Antarctica

うん? 南極? あっ! VK0 だ!

VK0DS activation of Davis Station in Antarctica. 

From December 2023 to november 2024 I will occasionally be operational from Davis Station in Antarctica using the callsign VK0DS.

しばらく呼んでみましたが、拾ってもらえず、交信できませんでした。

november 2024 までとのことですから、まだチャンスはあるでしょう。

赤枠が日本の 昭和基地 です。

オーストラリアの デービス基地 は青枠。

日本は緑枠の方向です。